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ファンクションキーの上、黒帯の部分に、Pavilionと同じくタッチ式のボタンを備えています。 音量やワイヤレスLANのON/OFFなどはここで操作します。 |
人肌より熱い程度にパームレストは熱くなります。Chronos
ISほどではないですが若干不快です。
表面が凹凸のないレキサンなので、肌が密着するのも熱さを感じる要因になっています。
レキサンと同じポリカーボネイトで、間に空気層を挟み込んだ高断熱性のPC製品もあるようです。放熱という面ではマイナスですが、ユーザー快適性に直結するだけに考えて欲しいところです。
左背面の排気口からは熱気がバリバリ出てきます。冷たいドリンクはもちろん、フラッシュメモリの類も置かないように。以前、ユーザーさんからも報告がありましたが、熱で壊れてしまうかもしれません。冬場はコーヒーが保温に使えそうな感じです。
17型WUXGAの液晶。発色は特に良いとは言えず、平均的なレベルです。視野角も並でしょうか。
非光沢ゆえキレが無いのは仕方ないですが、発色はSpyderなどキャリブレーションツールを使うとましになるようです。非光沢なので、目の疲労度は軽減されるかな。
→ 参照:ユーザーレポート
tairaさん
デルもそうですが、外資系メーカーは液晶の画質を重視しない傾向があります。ソニーのクリアブラック液晶や、NECのスーパーシャインビューEX3液晶など色域をアピールする製品と較べると、明確な差を感じてしまいます。
※ 写真は‘見たまんま’は写せていません。参考程度にみて下さい。
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正面 |
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横から (水平の視野角) |
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パネル輝度は今回測定していません |
かなり音がします。爆音とまではいきませんが、静かな方ではないです。
目下、最速クラスのGPUとCPUが入っているため、スペックを考えれば仕方のないところ。
低回転 63.5〜64.5dBA
中回転 67.0〜68.0dBA
高回転 70.0〜70.9dBA
さて3D性能ですが、このお借りした個体だけの問題かもしれませんが、スコアが安定しない。
ベンチが最後まで走らないこともあったので、あくまで参考値として書いておきます。
HP公式サポートには新しいドライバは無く、不安定を承知のうえでカスタムドライバも試しています。
各種ベンチマーク結果 (今回は複数回の平均ではなく、一番高いスコアを載せています)
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3DMark06 |
3DMark05 |
3DMark03 |
FF11 v3 |
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標準 |
高画質 |
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デフォルト |
4502 |
5473 |
13628 |
6243 |
3229 |
1054 |
Laptop2Go |
4723 |
測定不能 |
測定不能 |
未計測 |
未計測 |
未計測 |
SPECviewperf 9, 10も毎回スコアが変動し、ぶれが大きいので掲載していません。
基本的にはドライバの未成熟さが元凶のような気がします。
NVIDIAが開発リソースの大半をつぎ込んでいると思われるDirectX用でさえようやく安定してきたばかり。GeForce 8M世代のコアを使ったQuadro用ドライバとなると、もう少し時間がかかるのかもしれません。
付属ACアダプタは120W。
カタログ値より軽い
ビジネスノートなので邪魔な体験版などはさすがに少ないのですが、廉価ノートのようにシンプルではない。セキュリティ関連のユーティリティをはじめ、HP製ユーティリティがかなりの数入っており、ショップ系ノートよりは断然多くなっています。
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起動直後の常駐ソフトウェアも多く、Vista自身のプログラムを除けば、「HP ProtectTools」をはじめとするHP謹製プログラムが10個程度、Symantecが6つ、Intelが4つ、その他もろもろが10個程度。
変わり種では「PDF Complete」や「LightScribe」も常駐してました。
蹴茶の個人的評価まとめ。
チェック箇所 |
評価 |
○ 良い点 × 気になった点 |
筐体 |
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○ 17型の大型筐体にしてはしっかり。ポートも豊富。 |
キーボード |
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× キータッチの固さ、テンキーによる一部キー縮小 |
排熱 |
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× パームレストの熱。レキサンで密着し、余計に熱いかも |
液晶 |
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× 発色が若干悪い |
騒音 |
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× 筐体の厚みとトレードオフですが、ファン音が大きめ |
ゲーム |
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○ 潜在能力はGeForce 8700M並み |
総合 |
3 |
あくまでゲームもすると仮定するとこうなってしまいます |
× 小問題 × 大問題 |
ポテンシャルはGeForce 8700Mクラスのはず、ですが、やはりドライバの違いが大きく出ています。
また、ビジネス機ですが常駐アプリは多め。WXWよりもっさり感が強いのも気になるところです。
ハード面では飾り気のない質実剛健な筐体は好感が持てるのですが、キータッチ、液晶、パームレストの熱など、細かいところで不満を感じます。今後、このあたりのブラッシュアップが行われれば「名機」となりうる筐体なのですが。
まとめとして、DirectXいう8710w本来の目的から外れた用途では薦めにくいモデルです。当たり前ですが、QuadroノートはちゃんとQuadro目的で使わないとダメという結論に。QuadroドライバはCADや3DCGアプリでの動作保証を求められることから、更新もおそらく頻繁ではないと思います。
今後WXWなどと同じ、Forceware 156番以降をベースにしたQuadroドライバが出てくれば、面白くなるモデルなのですが、筐体そのままにゲーム用にシンプル化&低価格化してくれないでしょうか...ねぇ(^^;
→ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0719/hp2.htm
⇒ HP 8710w
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ボソッと呟き
HPには、買収したVoodoo
PCノートを出して欲しいところです。
→ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0910/hp1.htm
いきなり型番が002ですが、001は買収前にVoodooが開発していたモデルNo.だったとか。
001をHPと共同開発するにあたり、型番も新しくした、とどこかの記事で見かけました。