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⇒ HP G62
ネットでは売ってない量販店モデルの「HP G62」レビューです。
価格は変動する物としてあまり考えず、ハードウェアの素の状態を採点します。
評価 | ○ 良い点 × 気になった点 | |
筐体 | ○ 軋みがほとんど無く、なかなかガッシリした筐体 × ただし間近で見たり、触った感じはかなり安っぽい |
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キーボード | ○ 筐体剛性のおかげか同価格帯のAcer機よりも良質 × 左端に並ぶワンタッチキーはタイプミスの元に |
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排熱 | ○ 筐体表面の加工のおかげで熱感が伝わりにくい × パームレスト部は熱くなる |
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液晶 | ○ 上下方向の色変化も少なく、見やすい印象 × 光沢は容赦なくテカテカ 黒浮きも若干ながらある |
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騒音 | ○ × 70dBAを越え、統合グラフィックスとは思えない騒音値 |
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ソフトウェア | ○ セキュリティやツールバー系はあるものの、サードパーティアプリは少なめ × 純正ユーティリティが多く、デフォ設定では操作の邪魔になりやすい |
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性能 モバイル |
○ 統合グラフィックスにしては高め × |
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総合 | 3.0 /5 | Gシリーズはhpの廉価モデルですが、液晶は上下視野角も広めで好印象。筐体は安っぽさはあるものの設計が巧いのかたわみは少ない。最も難なのはキー配置。キータッチは同価格帯のエイサー機よりも良い感じです。価格も安いので、左端のキーが無ければ広くお勧めできるモデルなのですが。 |
GPU | Intel HD Graphics |
CPU | Core i5-520M |
Chipset | Intel HM55 |
メモリ | PC3-10600 DDR3-SDRAM 4GB |
HDD | Hitachi HTS725032A9A364 (7200rpm) |
ODD | AD-7701H |
筐体はMacBookには及ばないものの平均以上のカッチリした剛性があります。シンプルなデザインで女性には好まれないかもしれませんが、目立たないのが逆に長所だと思います。
液晶が回り込むので背面にコネクタが置けないのですが、PCI ExpressCardスロットを持たない分、若干緩和されています。右側面の後ろか前ににもう1基USBがあると良かったですね。モデムポートは塞がれています。
右側
左側
前面
背面
液晶は価格の割にコントラスト良好で、白く浮いた感じはほとんどしません。
今回、横からの写真を撮らずに斜めで撮ってしまっています。
デフォルト設定ではファンクションキーがFn連動になっているのも大きな特徴(私的には欠点)ですが、それよりもネックなのが最左端のアプリケーションキーです。IMEのオンオフのために半角全角を押す時や、ESCキーを押したい時に頻繁に押し間違えます。機能的にも要らないので、大幅マイナスポイントです。
タッチパッドはシームレスタイプ。この手のタイプにありがちですが、感度はいまいちです。非シームレスで使いにくいよりはいっそパームレストは諦め、シームレスで掃除しやすい方が私的にはポイント高い。
ファンクションがFn連動になっている件についてはBIOSで変更可能です。
起動時のロゴ表示時にF10押しでBIOSに入ります。そこで“Action Keys Mode”をDisableにすれば、デフォルト設定がF1〜F12のファンクションになります。
統合グラフィックスを使い、独立GPUを搭載していないわりにファンがよく回ります。MAXで70dBAオーバーというのは結構うるさい部類です。
筐体表面の紋様のおかげで熱を感じにくい。
統合グラフィックスなので独立GPUと較べると3D性能は低めです。とはいえ、Intel GM45などと較べれば実に2倍超のスコアと大きく伸びています。
電源コネクタ部はストレート型コネクタ。独立GPUを載せてないこともあり、アダプタサイズは小ぶり。
家計簿ソフトやお絵かきソフトのようなサードパーティ製アプリはほとんど入ってませんが、ツールバー系、ノートン、hp謹製ランチャーなどのプリインストールソフトは多いです。
CPUに内蔵された統合グラフィックスを使っています。Intel HD Graphics。
統合グラフィックスゆえボトルネックはグラフィックスに。とはいえ、4.6は驚きの高さ。
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⇒ HP G62