2008年1月 Microsoft Natural
Wireless Laser Mouse 6000
妻に誕生日プレゼントに何か買ってあげる、と言われ、買ってもらったのがこのマウス。 人間工学に基づいた(エルゴノミクスデザイン)はどれほどのものかチェックチェック。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0109/ms.htm → 「Natural Wireless Laser Mouse 6000は使い込むほど良さがわかる」
〜慶大・福田研究室が実証
独特な形を解説
大きさは小ぶりですが、高さが高い。 そしてボタンは大きく右側に傾斜しているのが特徴です。
前にスッと手を伸ばしてもらうとわかるとおり、手は手の甲が外側に向くように伸びています。 一般的なマウスでは、その右への傾きを左に戻して持つことになりますが、これはそのままの角度で持てるのが最大のウリです。
これを右手で包み込むように持つ
このようにピッタリ手の中に収まるようになっています。
使い心地
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これまで使っていたロジクール
MX510。
背中に埋め込まれたロゴがぼろぼろになっていますが、替えのG3も一個持っています。最大の特徴はボタンの多さで、ホイールを入れると全部で8ボタンあります。
武器の切り替えにそれぞれ割り当てると、右手だけで一連の操作ができ、非常に便利なマウスです(G5Tは7つ)。G3と名前を変えて売られていましたが、在庫はほとんど全滅に近い?
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どんなマウスでも変えた直後は違和感がありますが、特徴をザッと挙げるとこんな感じ
- 手首への負担は少なそう
これは店頭で持ってみてもすぐわかる特徴です。
- 重い
いままでLogicool MX510が121gに対し、これは172g。
- 細かい操作が苦手
包み込むように手をのせて持つので、つまみ持ちタイプのように指先での微調整が難しい。
- ソールがあまり滑らない
ソールが滑り具合は好みがありますが、これはあまり滑らないようです
- ホイールがやけに固い
これは転がりまくるLogicoolマウスを使っていると余計に感じることだと思います。スクロールバーを走らすというよりは、がっしり掴んで動かす感じがします。
要約すると、手は楽なんだけど細かい操作が苦手、という印象です。 ターゲットをあわせるようなゲームには向いてないと思います。
最終判断はもうちょっと使い込んでみてからですね。
ちょっと対策してみる
まず、滑り改善のためパワーサポートのエアーパッドソールを貼ります。 既存のソールをはがさず0.45mm厚のソールを張ってみましたが、かなり微妙なので、最終的には0.65mmを3ヶ所、補助的に0.35mmを一段高いところに張ってみました。
これは失敗に終わった0.45mmの写真。全部はがしました。
MX510に貼っていたソール。擦りきれてぺったんこに。
次に重さ対策として電池を1本抜きます。並列に繋がっているらしく、1本でも動きます。 電池交換は早くなりますが、これで重さは149gまで軽量化されました。
これを1本にします。どちらを抜いても動作します
まとめ
思ったより動作が鈍重なので、様子見です。慣れてきたら評価が上がるかも
マウスやキーボードは店頭で触ってもある程度善し悪しはわかりますが、自分の家の、いつもの環境でマウスだけ入れ替えると、どこがどう違うのか店頭でわからなかった部分がたちどころにわかったりします。よく鉄工所の職人さんが、鉄板の肉厚
0.1mmの違いを手で触ってわかると仰っていますが、あれに似たようなものかもしれませんね。
入れ替えた直後なので色々気になる部分がありますが、特にLogicool製からの移行を考えている人は、ホイールの動きを必ずチェックした方が良いです。設計思想がだいぶ違います。
→ マイクロソフト公式
◆ 評価ランクの指標 ver.2
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旧採点法
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小さな不満が1〜2 名機レベル
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90-100点
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小さな不満が3〜4 並みより上
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80-89点
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大きな不満が1 まぁこんなもの
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70-79点
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大きな不満が2〜3 失敗した買い物
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50-69点
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不満だらけ 近日中に処分予定
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0-49点
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「価格を考えれば納得」といったコストパフォーマンスの良さが 認められる場合は通常の評価から1ランク程度アップさせます
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→ 蹴茶 3Dゲームをノートで
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