2007年9月 液晶まずまずの廉価ノート Vostro 1000
Office 2007、Athlon 64 X2(デュアル)、無線LANでなんと
6万9800円という他ではあり得ない値段のVostro 1000。メモリ増設と802.11nを付けて実家用に1台注文したのでレポートを残しておきます。
→ デル
vostro 1000 公式 ⇒ Vostro 1000 (Web広告限定ページ 通常のページより安いことが多い。特に週末は要チェック。)
Vostro
1000 概要
2007年7月に発表された新ブランド「Vostro」の最も安い価格帯を担当するモデルです。他のVostroは07年新モデルをベースにしていますが、Vostro
1000だけは旧来のvostro 1501筐体をベースにしています。
→ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0711/dell.htm
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GPU
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Radeon Xpress 1150 (128MB)
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CPU
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Athlon 64 X2 TK-53 1.7Ghz
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チップセット
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Radeon Xpress 1150
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メモリー
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PC2-5300 2GB
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HDD
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Hitachi Travelstar 5K160
80GB HTS541680J9SA00
5400rpm, 8MB Cache
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液晶
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15.4型非光沢 WXGA
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光学ドライブ
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東芝サムスンストレージテクノロジ
TSL462D
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LAN
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100BASE, Dell Wireless
1505 Draft 802.11n 802.11a/b/g/n
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質量
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2.9kg
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備考
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PCI ExpressCard 54 x
1
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筐体
飾り気は全くない黒筐体ですが、安っぽい装飾を施されるよりはこの方が良いです。 パームレスト表面はすこーしラメが入ったような色艶で、地味さを緩和しています。天板はマット調。
天板を片手で開けようとすると持ち上がります。
ポートは背面にEthernetやUSBが配置されている、最近ではあまりお目にかかれないタイプ。 Ethernetは後ろがベスト、と思っている蹴茶ですが、同じ考えの人にはお勧めです。
背面
左側面
右側面
前面
ACアダプタ
ケーブル込みのACアダプタは367g
キーボード
重視したいキー配列ですが、極めて真っ当なキー配列。 Home、ENDキーが独立しており、Enter右隣にもキーはなし。カーソルキーも一段下がりとGood! 右ALTキーが省かれ、その代わりにスペースバーが長めに確保されています。この辺は一長一短。
Enter右にキーがあるVostro 1500より、配列だけならこちらの方が好まれそうです。
キータッチはストローク全体を通して戻りが強く、長時間打つと疲れやすいかもしれません。 ※
キーボードもサプライヤーが異なることがあります。
液晶
価格を考え、まったく期待していませんでしたが、意外に発色は至極まとも。緑が綺麗に発色できなかったdv6100よりもずっと良いです。視野角は上下が特に狭いです。まずTN液晶と見てよいと思います。
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正面
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横から
(水平の視野角)
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前に傾けて
(上下の視野角)
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騒音
いつもの測り方で 70dBAを超えてこないので、猛烈にうるさくはないですが、60dBA後半は出ているので静かでもないです(^^; 冷却ファンの回転数は段階を踏んで変化します。
Vostro
1000 電源オフの状態 これがベースの状態です
無回転 35.5〜37.0dBA 何もしないアイドル状態。中のHDD音などを拾っている? 外気温が低ければ、この状態で維持。
低回転 53.5〜56.0dBA 中程度の負荷で使い続け、熱がこもると回り出す第一段階。よろめくように回転数が微妙に上下。
高回転 66.5dBA〜67.5dBA ベンチマーク時の最もうるさい状態。
3D性能
電源設定はパフォーマンス優先。3回実施した平均です。
三国無双BBは紙芝居状態
一昔前の統合型GPUからすると性能は格段に上がっていますが、単体GPUと比較するとかなり非力です。無料オンラインゲームのデフォルメ調のものなら動くかもしれませんが、それ以外のゲームでは重さを感じることが多いはずです。
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3DMark06
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3DMark05
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3DMark03
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FF11 v3 高解像度
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三國無双BB
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標準
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高画質
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Catalyst 7.3 |
217
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693
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1578
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1427
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531
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非対応
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消費電力
消費電力は以下の通り。
一番電力消費が大きいのは起動時のことが多いのですが、Vostro
1000の場合 53Wほど。 アイドル時は液晶の明るさ最大で
約27W、最小で 約21W。
液晶の輝度で5W前後の差が付くのは他のノートでも同じです。 デスクトップPCだと本体のみの50W程度は越えてくるので、Vostro
1000の方が省電力といえます。
起動時 MAX
53W
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アイドル時 輝度最小 21W
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アイドル時 輝度最大 27W
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常駐アプリケーション、プリインストール、スタートアップ
個人的に重要視するのが、プリインストールの類です。 要らないソフトウェアを色々入れられると、動作が重くなったり、使いたいソフトと競合するリスクが増すため、なるべくシンプルな構成が好みです。
以下が Vostro 1000に入っているソフトウェア。かなり少ない方です。
「スタートアップ」一覧
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起動直後の「現在実行中のプログラム」
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アンインストール一覧
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総括
蹴茶の個人的評価まとめ。 ゲームしない、という条件付きなら、価格的に手頃で良いモデルだと思います。
チェック箇所 |
評価
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○ 良い点 × 気になった点
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筐体
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○ デザインうんぬんで悩みそうにないブラック × 足のバランス悪くがたつき、ヒンジが弱そう、プラスチック感
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キーボード
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○ 右ALT省略を除けば、非常に素直な配列 ×
戻りが強く、長時間のタイプで疲れるかも
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排熱
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× 低スペックの恩恵か
パームレストはほんのり温かい程度
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液晶
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○ 意外に発色がいい ×
解像度の選択肢がWXGAのみ
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騒音
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× スペックが低いせいもあって、静粛性まずまず
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ソフトウェア |
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○ 完全にスッキリしているわけではないですが、十分少ないです 64bitドライバも公式提供されているのは評価高し。
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ゲーム
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× さすがに重いです ゲームの比重が大きいのなら他機種を
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総合
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4.0
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とにかく安いくせに、大きな欠点が無いのが強み。強いてあげると、液晶が凡庸、キータッチがいまいち。ゲームをするなら減点必至ですが、そもそもゲーム用に買うモデルではないので今回はゲームでの評価は除外。モノによってはできないことはないですが
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⇒ Vostro 1000 (広告限定ページ 通常のページより安いことが多い。週末はチェック。)
◆ 評価ランクの指標 ver.2
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旧採点法
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小さな不満が1〜2 名機レベル
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90-100点
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小さな不満が3〜4 並みより上
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80-89点
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大きな不満が1 まぁこんなもの
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70-79点
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大きな不満が2〜3 失敗した買い物
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50-69点
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不満だらけ 近日中に処分予定
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0-49点
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「価格を考えれば納得」といったコストパフォーマンスの良さが 認められる場合は通常の評価から1ランク程度アップさせます
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→ 蹴茶 3Dゲームをノートで
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