いつもと同じDuelのはずだった。ウンコ隊発足の当日、私はNujelm銀行でサーバーダウンDuelへ行く準備をしていた。明日は金曜日にもかかわらず、今日もなかなかの人出で銀行はあふれていた。ふと横を見るとそこに彼女がいた。 （これが始まりだった．．．）
彼女の名前は‘Asuka’、攻撃やLootされればどんな相手であろうとかかっていく無鉄砲娘だ。またその無鉄砲さが彼女の魅力でもあったが、今日はそれに加えてなんとも可憐で魅力的な色のドレスを着ていた。側にいたTifaも同じことを思ったらしく、Asukaに声をかける。
Tifa 「Asuka、それ綺麗な色だねー」
Kettya 「私も思う、とっても素敵な色！」
Asuka
「でしょー、染め桶持ってるからKettya達も染める？」
うれしそうに笑顔で答える彼女。この彼女の申し出を断る理由などもちろん無く、喜んで私とTifaは自分たちの服、そして帽子までこの不思議な色合いを持つ桶で染めた。
３人で染めての記念撮影
- Duel会場 -
私はせっかく同じ色に染め上げた仲だし、一緒に戦おうとふたりに提案した。
「OKー」
せっかく綺麗な色に染めたのだから、３人のチーム名この色からつけようと考えた。
‥‥ 山吹色っぽいから、やまぶき隊とかいいかも。 とりあえず言い出しっぺのAsukaに聞いてみるか．
Kettya 「あすかー、この服の色なんていうのかな？」
私は何気なく聞いた、本当に何気なく。どんな言葉が返ってくるか考えもせずに．．．
Asuka 「うんこ色」
そして 【1998年5月28日、ウンコ隊誕生】。
