空港管制モニタの市販化？EIZOから正方形の液晶が登場

昨日の衆目を集めたEIZOの正方形ディスプレイ。
みなさん、北海道がツボったようです。

　→　EIZO、解像度1,920×1,920の正方形液晶を2015年に発売へ ～フルHDから情報量が78%増加、横幅が狭いデスクに - PC Watch
　→　EIZO、北海道もピッタリ表示できる“正方形”ディスプレイ開発。1,920×1,920ドット - AV Watch


出典: FlexScan EV2730Q | EIZO

縦解像度は IPSパネルをピボット（90度回転）するなどして求めることはできますが、横解像度と両立できる点でそそられる製品です。



Gmailも広く見ることができそうです。



Web開発には確かに便利かもしれませんねぇ。



買う気がなくても用途例見てると欲しくなってきます。



航行管制用ディスプレイ

アスペクト比 1: 1 の製品はこれまでにも航行管制用で使われています。
ドラマや映画で見かけますね。




出典: Raptor SQ2814 - EIZO



海外でも

海外向けにもプレスリリース、製品ページ共に既に掲載済み。
本腰入れてワールドワイドに売るようです。

　→　"Wide All Around" with 1920 × 1920 Resolution | EIZO
　→　FlexScan EV2730Q | EIZO



いくらなのか？

本来こうしたアスペクト比の製品が日の目を見ず、どんどんワイド化していったのは主にコストが理由として挙げられています。テレビなどに転用しにくいサイズは使いにくいというわけです。

　→　蹴茶: 世界市場ではワイドディスプレイ比率 8割近く　ワイドになる理由 [6.7]

パネルそのものは作ってないEIZOはパネルメーカーと専用ラインを設けることになると思いますが、製造される分はきっちりさばきたいところ（勿論なるべく利益のせて）。

EIZO工場見学会で撮った写真。パネルメーカーから届いた液晶パネル、そして組立ライン。


どの程度の価格なら製造量と見合うだけの販売が見込めるのか、今回の発表への反応を見てそろばんをはじいているのではないでしょうか。

みなさんはいくらなら買います？