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iPhone 5、最大の変更点はインセルタッチパネルかもしれない

マイチェンとの声も多いiPhone 5 ですが、プロセッサと同様に気になっていたディスプレイはどうもインセル型タッチパネルらしい。公式情報が無いのが気になりますが。

ディスプレイ 4インチ1136 x 640
 (色域44%拡大、sRGB100% インセルタッチパネル)
 → アップル iPhone 5 対 iPhone 4S 詳細比較チャート - Engadget Japanese


It's all those "magical" things and it packs a larger 4-inch in-cell display. The new version of Apple's Retina panel is 1136 x 640, which clocks in at a more than respectable 326ppi. It also sports better color saturation with full sRGB rendering.
 → iPhone 5 officially announced with 4-inch display, A6 CPU and LTE for $199 on September 21st -- Engadget


インセル型ディスプレイは製造が非常に難しく、歩留まりが低いと言われています。
iPhone 5 供給の急所になるとも言われていますが、この高いハードルを乗り越えることができれば、苦境のシャープにとっては慈みの雨となります。

韓国LG Displayが次世代iPhone向けの新技術を採用した小型ディスプレイの量産をスタートしたと、米Bloombergなど複数メディアが報じている。LG Displayは供給先などは明言していないものの、量産を開始したのはインセル(In-Cell)方式のディスプレイで、歩留まり等の問題が解決したことを強調している。一方でこの歩留まり問題が次世代iPhoneのタイトな供給につながる可能性を指摘するアナリストもおり、アキレス腱のような存在となりそうだ。(略)

なお、複数の報道によれば、Appleが次世代iPhone向けのパネル供給先としてシャープ、ジャパンディスプレイ(JDI)、LG Displayの3社を選んでいるとされており、残り2社についても何らかの技術的目処が立った状況だとみられる。
 → LG Displayが次世代iPhone向け液晶の大量生産開始か | 携帯 | マイナビニュース



理想的な構造、でも作るのが難しい

タッチパネルの分類
引用元: astec.kyushu-u.ac.jp/hat-lab/FPD/TouchPanel.pdf


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