09
16
2015
MVNOを選択肢に入れて検討した人は全体の5%。
MVNOを選択肢に入れて検討した人は全体の5%。
MVNOを選択肢に入れて検討した人は全体の5%。→ 「格安SIM」乗り換えの課題は認知率、料金プラン、端末――J.D. パワーの調査 - ITmedia Mobile
→ <MVNOに関する意識・利用実態編> | J.D. Power
5%、体感的にもだいたいそんなものでは。
データ通信が主体の人はMVNOの満足度が高いと思いますが、通話量も多いユーザーにとっては逆に割高になってしまうのがMVNOの課題です。
通話定額に取り組むMVNO
→ 蹴茶: Nifty、MVNOで通話定額SIMに取り組む [5.12]
今のところ、MNOはMVNOに卸提供できる通話定額プランを用意していません。従って、MVNOは通話定額プランを提供したくてもできない状況なのです。
→ 格安SIM Q&A:格安SIMに「通話定額プラン」がないのはなぜ? - ITmedia Mobile
“定額”っぽいプランを用意するMVNOは出てきていますが、一定時間が定額というだけで、大手キャリアが提供するような無制限な定額とはだいぶ違います。
安倍首相「携帯電話、高い」
安倍首相の「携帯電話、高い」発言が話題になっていますが、
ある幹部は「競争環境の整備を通じて料金を引き下げる方向に持っていこうと考えていたが、踏み込んだ検討が必要なのかもしれない。いままでの取り組みの延長線上で十分なのかどうか検討する」と述べ、対応策を検討することを明らかにした。
→ 携帯電話3社の株価大幅安、安倍首相の料金値下げ検討指示を嫌気 | Reuters
うちでも何度か取り上げましたが、高止まりしているのは「協調的寡占」状態が原因です。
現状、協調的寡占状態。やってることと言えば、国内で金を巻き上げて、その金を買収ごっこで海外にバラ撒いて帰ってくる(ドコモ筆頭に)。
http://t.co/7rBeP5O8di
http://t.co/TDzKRGfuvD pic.twitter.com/QJNxeZiHZo
— 蹴茶 (@kettyacom) 2015, 9月 11
寡占が成立してしまったのは、ベンチャーに割り当てたはずの電波はいつの間にかソフトバンクが買い取られるなど、総務省の隙だらけの政策がことごとく裏目に出た結果です。
→ ソフトバンク、イーアクセスを2000億円で買収 電波でKDDI抜く
個人的にはMNOの砦である「通話定額」をMVNOにも提供するよう義務付けることで、競走促進がさらに進むように思います。お代は既に格安の電波使用免許という形で既に支払われているのですし。
安価なデータ通信、通話定額が揃えば、あとは近所の量販店がSIMフリーのスマホとSIMのセット販売など、キャリアプランに似たサービスを提供できるようになります。