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妄想雑文乱文 売れるクルマ、道路工事

まるで上から見下ろしたような車庫入れが可能になるアラウンドビューモニターがやはり人気。40万円ほどするオプションにも関わらず、過半数の人が購入。また購入層も車庫入れの不安が無くなったことから主婦層がグッと増えたらしい。



このご時勢でも人気の出るクルマというのは、某社の口癖だが
 「ユーザーが体感できる違い」
が無いとダメ。
 → 蹴茶: 指認証ハンドルに、ソーラー自走車、アラウンドビューモニター

次の注目車は2010年までの市販を目指す、完全電気自動車「i MiEV」。
「ガソリン不要」という明快なコンセプトは、都会の足として人気が出るのは間違いなし。
価格に大きく左右されるが、160万前後だと大人気? 200万超えるとどうでしょうねぇ。集合住宅だと充電場所も問題か。
 → 三菱自動車が目指す技術 | MITSUBISHI MOTORS JAPAN

兎にも角にも今後のクルマを考えると、ITとの融合は避けて通れず。一方でおじさんディーラーたちのITにまつわる疎さは尋常ではない。せめてiPodの概要程度は知っておいてくれ~


電気自動車は太陽光発電とも相性がいい。
売電が安い日本だと、売電しているうちはあまり元が取れない。ソーラーパネル自体はどんどん安くなっていくが、インバーターなど周辺機器が先にへたってしまうので、トータルのランニングコストが大幅に下がりにくい。

パソコンでいえば、CPUは無茶しなければそうそう壊れるものではないが、CPUより先に電源ユニットやHDDが逝ってしまうのと似たようなもの。

そこで発電分は売らずに自家消費するのが一番元を取りやすい。昼間の余剰電力を電気自動車に喰わせるというのは良さそう。それでも深夜電力の方がトータルで安いということになりそうだが...


道路特定財源の用途が問題化。
道路で家族を養っている人もいるわけで、いきなりの予算大幅カットというのはなかなか難しそう。なら、これまでの橋や高速道路といった大物から、自動車用の充電ポストや、自転車専用道の整備などに予算をちょっとずつ移すというのはどうだろう。

地方から都市部に仕事が移ってしまうのが問題といえば問題。でも昨今の資源高騰を考えれば、より石油消費を減らす施策がとても大切なように思う。


充電ポストは、パーキングメーターの位置や、ショッピングセンター、役所、SAなどに立てていく。そして1時間200円とか300円で充電でき、充電中は駐禁が切られないように法制度を変える。それだけではたからみれば非常に羨ましく、わかりやすい電気自動車の差別化要因となる。(イギリスでは既に似たことを実施中)

そういう些細な特典が意外に購入意欲へと繋がり、スペックにない魅力を電気自動車に付与することになる。しかもこういった振興策なら、大きな財源も不要。

 → 蹴茶: ロンドン渋滞税にみる都市部のCO2削減策 アシスト自転車雑感

我が家のアシスト自転車くんは絶好調です。
片道10kmを日々走ってくれています。折りたたみなので、ちょっと疲れやすいかな。