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エイサーCEO「ライバルは東芝のみ」「限界は199ドル」

複数の情報を統括すると、どうも日本市場でもデルやHPなど既存外資のシマを荒らしている感じのエイサー。そのCEOが語っています。
 → [前編]モバイルPCはもっと伸びる,大量販売でさらに低価格へ

 • 売り上げの7割が、ノートPCとネットブック
 • パートナーによる間接販売に徹している
 • (PCの価格は)100ドルは無理
 • おそらく200ドルが限界。頑張って199ドルまでは下げられるかも
 • 我々の競合相手はただ1社、東芝
 • 今、日本企業を買収する計画はまったくない
 • でも日本企業が再編を考えるなら門戸は開いている

エイサーの低価格の秘訣は規模によるコストダウンもそうですが、メーカー直接サポートにコストをかけず量販店に投げてしまっている点が強みのような気がします。日本HPもデルも中国とはいえ大規模なサポートセンターを抱えています。最近の人件費の高騰もあり、結構なコスト負担になっているはずです。

価格については既にセキュリティソフトのリベートや広告費など様々な間接的利益が本体価格を押し下げていると思われますが、そこに通信との抱き合わせ販売を加えればたやすく無料化するのは衆知の通りです。

 → 蹴茶: ASUSが東芝買収を考えているという話 2009.11.21
 → 蹴茶: AcerがGatewayを買収 2007.8.28