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「OnLive」「Gaikai」クラウドゲーミング時代到来
低スペックPCでも重い3Dタイトルが動く「OnLive」のローンチ日が決定。6月17日だそうです。対抗馬となる「Gaikai」も年内にサービス開始するのでは?ということで、いよいよクラウドゲーミング時代の到来です。→ [4Gamer] [GDC 2010]「OnLive」が正式ローンチ日を発表
→ [4Gamer] [GDC 2010]「OnLive」の対抗馬となる「Gaikai」がGDCに登場
このサービスの利点は低スペックPCでも楽しめるということですが、同じぐらい重要な点に海賊版対策があります。中国市場を筆頭に、最近は先進国でも海賊版の横行でPCゲーム市場が崩壊していますが、OnLiveは基本的にゲーム画面をストリーミングしているのでコピーされる心配がありません。
従量課金やアイテム課金ではないゲームでも真っ当な利益を上げることが再び可能になるのではと期待されています。3D処理をサーバー側で行うのは良いとして、できあがった‘絵’をどうプレイヤー側に持ってくるかですが、ここはさすがに回線帯域次第となります。
標準解像度(SD)でプレイする場合は1.5Mbps、高解像度でプレイする場合は5Mbpsという、インターネット接続の最低必要速度が前提条件となる。
→ [CNET Japan] ゲームオンデマンドのOnLive、6月に米国でサービス開始--ゲーム機の牙城を崩せるか[EE Times]
将来的にはフルHD対応も視野に入れているようですが、残念ながらいまのところサービス展開は北米限定。新しいサービスゆえいきなり世界展開するリスクは高くやむを得ないところです。
宿願である1080p、60fps表示は2011年対応予定だという。 さて、最後に気になる情報をまとめておきたい。まず、サービス開始時期は、米国48州限定で、E3 2010の会期中に当たる2010年の6月17日を予定し、利用料金は月額14.95ドルより。この利用料金には、個々のゲームコンテンツの使用料は含まれず、さらに安い複数月コースも後日の発表が予定されている。日本展開は直接聞いてみたが、いまはノープラン
→ Game Developers Conference(GDC) 2010現地レポート - GAME Watch
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