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[Jコミ] 第2弾、新條まゆ先生の読み切り漫画は52.5万円に

コピーフリーのPDF形式で絶版漫画を配布するJコミのベータテスト第二弾結果発表。
『放課後ウェディング』で著者の新條まゆ先生が得られる広告料は52万5000円とのこと。
 → 何と、昔の読み切りマンガ作品が、52万5千円に! - Jコミの中の人
 → Jコミ

部外者からと見ると十分な収入ですが、漫画家さんはお給料を払う「社長さん」でもあるのでこれが高いのか安いのかよくわかりませんね。赤松さんの口ぶりからすると結構な収入なのかな? 次回からはGoogleの広告システムが組み込まれるそうで、長期で見ればこちらの方が期待できるのでは?と思います。

ここからさらに、上手くCGM的な翻訳システムなんかが構築できて、これまでろくな収入にならなかった海外読者からも収入が得られる!そんな展開になれば素晴らしいのですが。

参考
 → Togetter - 「ゆうきまさみ先生と後藤寿庵先生の語る、漫画家さんの「原稿料」と「印税」のお話。」
 → 一色登希彦/ウェブコミックの「イマココ」/「漫画onWeb」収支状況の報告と考察
 ⇒ [Amazon] マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談


 → 蹴茶: Jコミ Googleと提携、自動配信広告となり海外展開も可能になる 2010.12.30 6:15
 → 蹴茶: Jコミ 「ラブひな」 170万ダウンロード突破 2010.12.4 9:45
 → 蹴茶: 絶版マンガを広告付PDFで無料配信? 『ラブひな』で実験 更新 2010.11.17 15:21


日本では都市部、地方問わずあちこちで日本版シリコンバレー!を掛け声に企業誘致してますが、「うちはコミックバレー!」と叫ぶ県があってもいいのでは。最近は規制だけが目立ってしまっていますが、振興策もぜひ。何もしないのが一番の振興策かもしれませんが...