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クラウドゲーミングサービス Gaikai 日本展開

クラウドゲーミングサービスのGAIKAI。コードネームの由来は日本語の『外海』なんだそうです。ゲーム映像をやりとりするので帯域やレイテンシが気になりますが、サーバー世界12カ国に設置で対応。
 → “GAIKAI”が示した衝撃的なクラウドゲーミングの世界
 → Gaikai公式 

Gaikaiはブラウザゲームの親分みたいなものですが、既存ブラウザゲーム(プラグイン方式除く)のような2Dゲームではなく、正真正銘ヘビー級の3Dタイトルがブラウザだけで遊べるサービスです。

特別なプログラムをインストールする必要は無く、ゲーム本体のダウンロードやインストールも不要。FlashやJavaといったどこでも利用できるテクノロジーを使ってブラウザ上でプレイします。ゲーム自体はサーバー側で走るため、ローカルPCに高い3D性能を備える必要もありません。最新のFlashかJavaが快適に動けばそれでOKとなります。

料金はゲームパブリッシャー次第。ゲームセンターのように1回100円という設定でもいいし、○○日でいくらというレンタル方式も可能。(アイテム課金や広告モデルといった)無料ゲームの提供も可能です。

2010年3月の記事では日本展開は『ノープラン』でしたが、現在は日本にも事務所があり、クローズドβテストも実施中なんだそうです。おー、早くやってみたいですね。
 → 蹴茶: 「OnLive」「Gaikai」クラウドゲーミング時代到来 2010.3.14

前も書きましたが、でかでかとマリオカートが(PRビデオより)
GDC2011

これが実現すればローエンドPCどころか、Androidタブレットでさえ最新GPU機と肩を並べます。ただサーバー側のGPUをシェアするわけで、プレイヤーが増え、さらに画質重視タイトルに偏ったりしたとき、サーバーが負荷を捌ききれるのか。週末などプレイヤーの集中時に画質が落ちたりしないのかが気になります。

FAQにはこんなことも

Q. Gaikaiはビデオゲーム限定のテクノロジーですか?

A. 最初は手軽に素晴らしいゲーム体験ができるよう専念しますが、長期戦略としてAdobe PhotoshopやMicrosoft Office、Sony Vegas、CINEMA 4Dなどプレミアムソフトのオンライン体験も検討しています。

関連
 → 蹴茶: OnLiveの対抗馬?「GAIKAI」 2009.7.6
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