2003.12.17作成開始 2004.1.3更新 |
2004年11月追加情報 価格改定 |
新たに性能も優れたワイド液晶の「2005FPW」がラインナップに加わると共に、既存の2001FPも値下げが実施されました。これによって一気に10万円を割り込む価格にプライスダウン。よそのメーカーは厳しいですねぇ... |
UltraSharp 2001FP |
UltraSharp 2005FPW |
9万9750円(税込) |
11万250円(税込) |
デュアルに憧れた末にパソコンのヘビーユーザーであれば、一度は必ず興味を持つんじゃないかと思うのが、2枚のディスプレイを並べて使う‘デュアルディスプレイ’。片面に資料を出してもう一方で仕事を片づけていく。はたまた片面にWebを開きながらゲームを楽しんだりと、いちいちウィンドウを切り替えることなく作業ができるので非常に便利な環境です。そこで蹴茶も、手持ちの機材でなんとか実現できないかと試したのがこれ‥‥ ノートとCRTでこんなデュアル環境を構築 この組み合わせが一番手っ取り早く、これはこれでかなり便利でした。 するとこんな感じに。使っているのはナナオのL557です。 ナナオのL557は17インチのSamsung製パネルを使った液晶で、視野角も広く発色も綺麗、かつ安いとあって非常に満足度の高い液晶でした。難点は液晶のすねともいえる応答速度で、やはりFPSなどではCRTに見劣りしていました。 この状態でしばらくは満足していた蹴茶ですが、今度は次第に「デュアル」であること自体に不満を持つようになります。それはゲーム時のトラブルで、デュアルモードであっても問題なく遊べるゲームもあれば、デュアルであるとどうも動作が怪しかったり、全く起動しなかったりといった面倒が起こるのです。 やはり理想は、ひろーい、ひろーい画面を一枚欲しい... そんな思いが蹴茶の頭をよぎるようになります。そんな折り、どどーんと発表されたのが デル、UXGA対応で11万円台の20.1型液晶ディスプレイの記事。17万、20万は当たり前の20型超のUXGA液晶にあって、これは衝撃的な価格でした。度肝を抜かれた蹴茶、次の日には電話で注文してしまいました(^^; (この頃はまだデルのサイトには未掲載だった) やってまいりました20.1型液晶。巨大!!
デルの力業実は、この液晶が届くまでに1つトラブルがあり、注文を受け付けたデルのお兄さんが住所を書き漏らし、商品は宛先不十分でデルに舞い戻ってしまいました。いつまで経っても商品が届かない、連絡もないという状態にプンプンしながらその旨をサポートのひとに告げると、 オペレーター 「今日は何時までなら、ご自宅にいらっしゃいますか?」 蹴茶 「えっと、仕事があるので昼の3時ぐらいまでしかいません(このときは朝の9時)」 オペレーター 「わかりました。それでは今日3時までにお届けします。」 蹴茶 「えっ? えっっ? えええぇぇぇ!」 これには驚きました。だって、クレームを言ってその日のうちに届けると言ってのけたわけですから。 おそるべしデル!! いくらなんでも倉庫から大阪まで4時間で直送というのは無理があります。まさか在庫を各都市に何台か抱えているとでもいうのでしょうか。極力在庫を減らすデルにあってはそれも無さそうな気もします。宛先不明な場合は運送会社の倉庫にしばらく保管させるようにしている? いろいろ手だてが考えられないこともないですが、満足度ナンバー1、それも世界的なナンバー1であるデルの底力を見せつけられた一日でした。
写真を写してみる200万画素のデジカメ写真なら、100%のサイズで映し出せます。 やはりデカイです。フォトショップ系のソフトを頻繁に使うなら、間違いなく17型のデュアルより20.1型一枚の方が作業効率は高いです。 さて、これだけ大きいと画面の端はどうしても斜めに見ることになるので、視野角も重要なポイントです。スペック値では左右、上下ともに176度と、十分に広い視野角を持っていることになっています。 左右はこのような感じ。やや色がくぐもった感があります。 左右とも同じ視野角のはずですが、上下の方がいい感じ? さらに上から覗き込んでみると‥‥ 裏の台座まで見えてますが、色合いはしっかりしています。 視野角に関しては十分に広角といえそうです。通常の使用時はもちろん、疲れた時に背もたれにもたれながらのぞきこんでも見た目はほとんど変わらずナイスです。 文字主体のページ プロではないので、色合いの詳しいどうのこうのは言えませんが、蹴茶から見て気になったのが、前のL557に較べるとなーんかざらざらしているというか、どぎつい、ぎらぎらした感じがあります。2001FPをメインに使うようになってから、すぐに慣れて気にならなくなりましたが、蹴茶の好きなねっとりとした液晶とはちょっと違った印象です。
後半篇につづきます。
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