2006年初冬 DLNAで構築 快適リビング計画
→ 第0回 快適リビング計画 構想編 → 第1回 快適リビング計画 機材選び → 第2回 LANDISK
Teraは使えるか → 第3回 LANDISK Tera 静粛化計画 → 第4回 DLNA対応テレビ 「REGZA
42Z2000」 レビュー → 第5回 ワイヤレスオーディオ
AirMac Express 放置ぎみ → 第6回 LANDISK
Home 導入編 → 第7回 LANDISK
Home 番外編
最終更新 2006-11-09
あふれる映像、動画データをどうするか
「DLNA」って知ってますか。 蹴茶も春あたりから、DLNA、DLNAとぶつぶつ言っていた気もしますが、パソコン周辺機器から対応がはじまった画像や動画データを相互にやりとりする共通規格のことです。DLNA対応であれば、異なるメーカー間でも映画や音楽データのやりとりが可能。巨大なHDDを持つPCにDLNAサーバーソフトをインストールすれば、巨大なメディアタンクが完成します。 → http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20050113/154667/
DLNAとは?
しかしノートパソコンの場合、内蔵HDDの容量が乏しいのが大問題です。購入時に、割高感を嫌ってHDDをケチった蹴茶などは特にそうです。そこで外付けHDDやDLNA用ファイルサーバーを考えるわけですが、DLNA運用を前提にして考えられるケースはいくつかあります。
1.USB、eSATAなどでメインPCに増設
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長所|簡単でベアドライブ+αで済み安上がり
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短所|家族で共有時に自分のCPUパワーが取られるなど共有の弊害が多い.
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2.別途PCを1台使いFileサーバー構築
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長所|一度構築すれば、HDDの増設が超安価.共有弊害が少ない.
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短所|デスクトップでもノートでもスペースが必要.コストの問題.電気代.
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3.ネットワーク型HDD(NAS)の導入
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長所|導入が簡単、家族共有による弊害が少ない
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短所|NASそのものが高い、さらに増設するとなると割高
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1のCPUパワーが喰われるという短所は致命的なので、2か3を検討していました。
夏頃は2のファイルサーバー構築を念頭に計画を練っていたのですが、手持ちの適当なデスクトップPCがない。eSATAとGigabitEthernetの使えるようなノートも手元に無い。いちから静音PCを組もうとすると結構費用がかさむことなどから、結局これも実行に移されませんでした。 こんなのもあります:簡単ファイルサーバー構築キットNASKIT, Open-E NAS
3は導入コストは安くないのですが、省スペース性に優れ、完成品ゆえトラブルがおそらく少ない。最も手間がもっともかからないのが特徴です。いずれ使い方が安定したら部屋のクローゼット内に放り込みたいという思いもあり、省スペースで済むNASの選定にとりかかりました。
DLNA対応NASを探してみる
目標容量は500GB。しかしミラーリングもしたいので1TBを念頭に候補を選びます。 (ちなみに、DLNA無し、速度も重視しないのなら、このUSB-LANコンバーターを使えばおそらく激安でNASができます)
一次選抜候補として、○印の3つでしょうか。さらにサイズ、騒音元となるファンを比較すると、
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TeraStation旧型
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LANDISK
Tera
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LHD-LAN250GV
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正面サイズ
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(*1)
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側面サイズ
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WxDxH
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168.5x240.6x220.7
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170x230x183
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60x213x181*1
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冷却ファン数
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大 1+1?(*2) ファンコン機能有
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大 1 小 1 ファンコン機能無
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ファンレス
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静粛性
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省スペース
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配線の複雑さ
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1TB予算
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約 8.6万円
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約 8.2万円
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約 7万円
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*1 バックアップ用HDDは同じくロジテックの「LHD-HBU2シリーズ」を仮定 サイズ
46x220x169 mm *2 内蔵されているATX電源にもファンが付いているのか? |
最も静粛性の高そうなのは、ロジテックLHD-LANGVセット。 省スペースなのはLANDISK
Tera。(PC
WatchにTeraStation新型とのペア写真あり) 両者の中間がTeraStation旧型といったところです。結局、
アイオー LANDISK Tera 1.0TB
3つの中では最も新しく、アイオー自身が力を入れているのが最大の理由です。値段もツクモで8.2万円ほど。ベアドライブコストを除けば、4万ほどでしょうか。NASのベアボーンを揃えても2万ほどするので、手間とDLNA代を考えれば、まぁまぁ妥当なとこです。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0823/iodata_7.jpg LANDISK用液晶パネルも開発中?
バッファローもファンコンなどは魅了だったのですが、新型TeraStationでDLNAを外してしまったのが残念。ロジテックはより大容量なモデルが続かず、消極姿勢なので読めないところがあります。
また先日発表されたカートリッジ別売りも将来性という点で選定にプラス。いずれ500GBのカートリッジが安くなれば、差し替えてみたいですね。でも今はベアドライブ相場に対して価格が高すぎ。高止まりするなら、旧TeraStationのようにカートリッジの中身だけの入れ替えも要検討でしょうか。 → http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0202/kai40.htm HDD換装記事
アイオーの直販店、ioプラザにはアップグレードサービスというのがあり、ぜひこれにカートリッジを混ぜて欲しいところです。ここでは「HDL-GT1.0」本体も売ってますが、直販店の利点は
30日のお試し期間があり、手数料を払えば返品可能という点。ただ、よそに較べて2万円近く高いので、いまならツクモやサクセスあたりがお薦めでしょう。
次はDLNAクライアント探し
既にある東芝のHDDレコーダーはTV台に共存予定。なので、アイオーのLinkTunerでは大きすぎて奥さんにダメだしされるため、小さなDLNAクライアントを探します。天然で‘DLNAクライアント機能’を持つ東芝REGZAを買えばドラマ好きの奥さんは喜ぶでしょうが、いまは却下(w → http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060823/toshiba1.htm 最新REGZA発表会
小型DLNAプレイヤーとなると、これまた意外に選択肢が少ない。
搭載されるメディアプロセッサーは
大きいのであれば、HD動画を再生できるものも含め色々あるんですが... 結局、
LinkTheater PC-P4LWAG をチョイス
人気ないのか?ネットでは軒並み品切れ、取り寄せばっかり。HDL-GT1.0と違って軽いので、近々店頭にいってきます。 ふたつ揃えば、
アイオーとバッファロー... 夢のコラボ(?)
ラオウとケンシロウのような宿命のライバルですが、DLNAの御旗のもと仲良くやってくれるでしょうか(w
第2弾では既に入手済みのLANDISK Teraの使用感をレビューします。 ちょっと騒音について、致命的なところがあるので、音が気になる人はお待ちを。
今後のリビング改善プラン
ドラマ録画容量改善プラン
奥様のドラマ録画願望を一身に受けてくれているのは、Amazonで昔購入した「RD-XS24」。 フリーソフトを使えば、LAN経由でパソコンから録画予約もできる優れものです。しかしせっかくTeraサイズのストレージが来るのであれば、こちらとからめて有効活用したいもの。どう発展させるかは未定...
音楽環境改善プラン
奥さんと蹴茶のパソコンに入っている音楽データをLANDISKに統合。
その後、光端子などで配線し、高校生の時に大枚はたいて買ったオンキョー「INTEC275」のスピーカーに繋ぎ、巨大な音楽データベースを構築できないかと画策中。アンプもあるので使えるといいけど。
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