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天板やパームレストには、石庭の流れをデザインしたという文様が描かれています。うーん、文様は無くてもいいような気もしますが、この塗装は「剥げ」の生じにくい塗装でもあるそうです。アメリカでも同型機が出ていますが、見たところ文様は無い? この文様は日本オリジナルなんでしょうか。
印象としては、なかなか高級感があります。ただ開くと、微妙にキーボード周辺のシルバーにチープ感が漂っているような。おそらく素材はプラスチックなので、この程度は仕方ないですね。天板のHPロゴは控えめに配置されており、液晶を開いて対面から見たときにキッチリ見えるようになっています。
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GPU |
GeForce Go 7400(128MB?) メモリバス幅 64bit |
→ 【Everest Ultimate 2006 TRIAL 分析結果】 ※パーツについては複数の調達先を持つことが多いため、必ずこの仕様で届くとは限りません。 |
通常の非ゲームアプリ使用時は、先日レビューしたdynabook AW6と何ら変わるところはありません。HDDも5400rpmゆえ、ノートらしいもたつきも健在です。このもたつきを無くそうと思えば、CPUの高速化と、ストレージの性能アップ。この2点が必要です。GPUは普段の使用(特にWinXPでは)においてはほとんど関係ありませんからね。以下、HD Tuneのスコアです。
HDD |
光学ドライブ |
HD Tune 2.51 スコア | ||
Access Time |
Transfer Rate |
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Pavilion dv6100 使用歴数日 |
日立 HTS541010G9SA00 |
東芝サムスン TS-L632D |
17.6ms | 30.6MB/sec |
dynabook AW6 使用歴数日 |
東芝 MK1234GSX |
パイオニア DVR-K16A |
17.0ms | 29.3MB/sec |
Inspiron 9400 使用歴9ヶ月 |
富士通 MHV2100BG |
NEC ND-6650A |
21.7ms | 27.4MB/sec |
うちの掲示板で酷評された液晶ですが、言われるほど悪くはないような。10万円台半ばのノートとしては平均的なレベルだと思います。確かに発色の具合や輝度はそんなに良くはないので、ばりばり高画質を謳うの国内メーカーの光沢液晶と較べれば明確に劣ります。
左右の視野角は多少色味が変わる程度で狭くはないですが、上下の視野角は確実に狭く、AW6にそっくりです。AW6の液晶を光沢にしたら、こんな感じでしょうねぇ。
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正面 いまこのノートだけを使っている、というのであれば、まず気にならない画質です。ただ、ほかの液晶を並べて見ると、緑の発色が弱いこと、輝度が低いこと、映り込みの多さなどが目に付きます。 |
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横から 全体的に暗くなります湖に映る山並みの稜線などはきっちり見えていますね。色の識別問題なし。デスクトップで四隅のアイコンの色が変わるようなことはないです‥‥ とAW6と同じ批評になるかな。 |
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上から 上下の視野角は狭い。単体液晶の使い方と違って、ノートは意外に上下から覗き込むことが多いので、この点は気になることがあると思います。 |
ちょっと見にくいですが、3台並べてみました。
左から、Pavilion
dv6100、VAIO F Light、Inspiron 9300。
条件的には真正面のVAIO F Lightが一番有利です。見た感想は、Inspiron 9300が一番近い色が出ており、その次に良いのがdv6100、最後にVAIO F Lightとなります。左の2機種は緑の発色がおかしい。
初企画 参考がてら、照度も計測。
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画面を9等分、最高輝度にして測定(単位はLUX)
結果はdynabook AW6とほとんど同じです。 |
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参考として、ブラウン管テレビの照度。ずぼらですが、白っぽいところで測定。 300LUXオーバーで、ノートとは桁が違います。これがテレビもテカテカなのに、映り込みが気にならない理由です。十分な輝度があれば、外部からの弱い映り込みの光は相対的に見えなくなります。 もちろん、輝度がなんでも高ければいいわけではなく、ノートPCのように間近で凝視する使い方だと、目があっという間に疲れてしまいます。動画なら一点を凝視しないので、輝度が高くてもあまり疲れないかもしれませんが。 |
たわみはなく、しっかりしています。材質もオーソドックスでキータッチの感触は問題なしです。
問題はキーの配置。Enter右側にキーがあり、右のALT、SHIFT、CTRL、カッコ系、Backspaceなどが軒並み縮小されてしまっているのは痛い。HPに限らずどのメーカーにもいえることですが、英語モデルと筐体を同じくするためか、筐体の幅はまだ余裕があるのにキーが窮屈になってしまっていますね。
一方で、キー縮小の原因となったと思われる、HOME、PageUPキーなどは独立して存在。一長一短ですね。ThinkPadのように7段キーボードにしてくれたら両立できると思うのですが、難しいのかなぁ。
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ALTEC LANSINGブランドのスピーカーが付いています。 AW6のharman/kardonと同じく、低音はやっぱり出ませんが、平均以上には鳴ってくれます。しっぽり歌うバラード、例えばコブクロなどは相性がいいですね。反面、ウルフルズはあわなかった(^^; 多大な期待は禁物です。外付けには負けます。 |
面白いのはキーボードの上についているQuickPlayキーで、iPodのように触れて操作します。
左端のQボタン、DVDボタンは連動アプリをカスタマイズ可能で、右のボリュームはなぞることで、アナログ感覚で音量を調節できます。
Fnキーをいちいち押さずに音量調節でき、とっさのミュートなどは特に便利です。ただ音量は1回なぞっただけでは調節しきれず、何度か指を往復させることが度々ありました。またWindows上でコントロールされているため、OS起動時のミュートも不可です。やはりハードウェアスイッチがベストなのは変わりませんね。
筐体はメタル風ですが、たぶんプラスチック製だと思います。筐体表面の光沢処理もあって、プラスチックと断定しにくい雰囲気が出てますねぇ。思わず軽く叩いて確認してみましたが...たぶんプラスチック(^^; 個人的にはヒューレットお得意の「レキサン」も捨てがたいのですが、今回はコンシューマー向けということで、広く受けそうなデザインと色になっています。剛性はフレーム構造ほどではないですが十分あります。
これもヒューレットの伝統ともいえるかもしれませんが、タッチパッドにはオン・オフキーが付いています。
蹴茶はあまり必要性を感じないのですが、よく誤動作させてしまう人には便利ですよね。
ヒンジはちょっと堅め。片手では開けられません。
コネクタ類は左に集中。唯一右にあるExpressCardはダミーカード or リモコン収納。ExpressCardにでっぱるものをさすと邪魔になるかもしれません。拡張コネクタって、何がつながるんだろ(※)。
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※ 追記 後日Sohmaさんから拡張コネクタに繋がるものを教えていただきました。写真のような周辺機器が存在するようです。 日本でも小型のLaVie Aシリーズなどで同様の周辺機器がありましたが、15.4型ワイドでやってしまうところがアメリカン(^^; |
dv6100の最大の利点はここにあり
メールやらWebブラウジングなどをしている分にはほとんどファンレス状態で、とても静かです。
「ほとんど」と書いたのは、風量的にはまったく感じなくなるのですが、排気口を音量計で測ると音が存在するため「ほとんど」ファンレス。ものすごーく微風で回しているのか?
だいたいCPU温度が40℃になると、ファンは第2段階の回転に上がりCPUを冷却。30℃ちょいまで冷めると第1段階に戻るを繰り返してました。それ以外の要素も絡むのか、挙動は一定しませんでしたが。
※静粛性についての追記
後日届いたユーザーさんからのレポートやネットの体験談などでは、ころころ回転数が変わるファン音が相当に耳障りという方が多数おられます。今回のレビュー時期が冬で、CPUクロックが1.66Ghzだったからなのか、仕様に変化があったのか。ファンコンの仕様はたぶん一緒と思いますが、なんにせよ静粛性に難ありの意見があるのは確かです。
→ dv6100/dv6200
ユーザーレポート
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冷却ファンの第1段階 |
冷却ファンの第2段階 |
冷却ファンの第3段階 |
静かさの要因のひとつとして、排気口が真後ろにあることも功を奏しています。
同じ音量でも、横から聞こえるよりは液晶パネル一枚隔てたところに音源がある方がより静かです。
惜しい...
実はdv6100の最大の魅力となり得たのではないかと思える「リモコン」。
しかし、実際は使用できる用途が限定されてしまっており、使える場面はそう多くはないです。
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基本的に、QuickPlayでの使用を想定したボタン。 ほかのアプリケーションで使えそうなのは、上下左右キーと音量、OKボタン、電源ボタンぐらいか。 もし、これに自由にキーが割り当てられたら、使い道が大きく広がったと思われるだけに惜しい! |
現状でもプレゼンのスライド進行に左右キーが使えるのですが、何かの拍子にフルスクリーンを抜けてしまうとリモコンだけでは戻れない。カスタマイズでF5キーを割り当てたりできれば、なお良かったのですが。
→ 素直にこういうのを買った方が良いかも → 裏にプレゼンボタンのあるMS製マウス
iTunesでも、起動→再生→アルバムの切り替え、程度はできましたが、それ以外の早送りや次の曲といった操作になると難しい。 距離は5mぐらい離してみましたが、全く問題なし。枕元に置いておくと、眠りこけてしまいそうなときに、寝床から電源落とせるのは便利かも。アプリが素直に落ちてくれなさそうですが。
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ACアダプタからコンセントまでをつなぐケーブルが太くて重い。 なんと166gもあります(^^; 据え置きの時は別にかまわないと思いますが、 |
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持ち運ぶ際は、ダイレクトにコンセントに挿せるアダプターを使用すれば、トータルの重量は398gで済みます。 |
dv6100にはxDピクチャーも読み込み可能なカードリーダーが付いていますが、スロットからの排出はバネ式ではなく、爪に引っかけて引き出すタイプです。さっそくFDBENCHで性能を測ってみました。使用したメモリーカードはおなじみDONYAフラッシュです。
書き込みがの方が早いという変わった値なので、メモリをPQI 2GBに変更して再度測定。
こちらも同様の結果に。あまり性能は良くないですね。読み込みが遅いのは結構痛い。フラッシュメモリを多用する人は、USB外付けタイプを用意した方がいいかも。
→ フラッシュメモリー&カードリーダー性能表
プリインストールはそんなに多くはない。ただヒューレット・パッカード謹製のツールが結構入ってます。HP製プリンターで手を焼いたので、Photosmartなどは入っていて欲しくないアプリです。
ちなみに起動時のWindows進行バーのループ回数は11.0回。スタートアップに白紙のHTMLファイルを入れ、表示されるまでの時間は1分8秒54。HDDパーティションはメイン/リカバリーが84.9GB/7.13GBで分割。
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スタートアップ組み込みは ・HP製ツール 7つ ・シマンテック 3つ 全てあわせて 22個 cougarさんのスタートアップチェッカーにて調査 |
DVD-R DL1枚、もしくはDVD2枚が必要です。ちなみにCDだと11枚。
2層ディスクは高いので、素直にDVD-Rですかね。
2枚の作成時間は結構かかり、70〜80分ぐらい要します
GeForce Go 7400+Core 2 Duo 1.66Ghzらしいスコア。
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3DMark05 2012 |
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3DMark03 4087 |
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FF11 v3 高解像度 4007 |
さぁ、今回もやってまいりましたゲームレビュー。前回好評だったみたいで、今回も録画してみました。
取り上げるタイトルは前回と同じくセガの最新タイトル「ファンタシースターユニバース」。蹴茶は既にシングルプレイは全クリア済みですが、ネットモードとシングルモードもちまちまとまだ遊んでいたりします。
3D負荷は比較的重い部類に入りますが、エントリーコアの「GeForce
Go 7400」で遊べるのか?
試してみました。
※ 画像をクリックすると、プレイ動画が見られます ※ |
ハイエンドモード |
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ノーマルモード |
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ローエンドモード |
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コロニー中を歩くだけでもかなり重荷 |
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見た目、走れるようになりましたが |
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とっても快調に走れます |
ローエンド設定だと1024×768でも遊べそうです...
ところが、
いざプレイしてみると、引っかかる。
フォトンアーツ発動時のエフェクトが重なると、途端に重くなってしまいます。
PSUをやってない人にはわかりにくいかもしれませんが、槍の振りが遅い。
徐々に設定を落としていくと、800×600のローで全くひっかかりなく動作することが判明。しかし、
Windowモードだと迫力がいまいち‥‥
ならば、とフルスクリーンにしてみたのですが、ワイド液晶なのでキャラも横に伸びてしまいます。
まぁ、戦闘だけなら気にならないですが、PSUの場合はシナリオ進行も間に入るので、なるべくなら太っては欲しくない(^^;
そこで、
そう、お馴染みのアスペクト比固定です
これで、フルスクリーンでも横伸びすることなく、楽しむことができます。万事解決。
改めて評価してみましょうか。
液晶 |
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可もなく不可もなくです 平均的な液晶です |
キーボード |
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タッチ感は良なのですが、キー配置が足を引っ張る |
騒音・ノイズ |
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静粛性は優秀 これである程度のファンコンができれば‥ |
筐体の質感 |
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これは微妙ですね 好き嫌いの部類に入ると思います |
発熱処理 |
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オーバーヒートはしませんが、パームレストの左が熱い |
総合評価 |
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素の評価としては3つ星。評価ランクに乗っ取って、価格によっては星を一つ加えたいところ。競合となるdynabook AW6が15万円台まで降りてきているため、ターゲット価格としては廉価構成で少なくとも12万円台を狙いたい。(2006年11月下旬時点) |
代々HPのエントリーモデルは驚くほど静かなことが多いですが(スペックが低いのも大きな要因) 、このdv6100もその例にもれず、優秀な静粛性を備えています。ただ統合コアだったnx9030(静粛レベル5)と比較すると、回転音が耳に入ってきます。これでカスタマイズできるファンコン機能でもあれば、もう1つ星を付けてもいいのですが、さすがにサポートの手間が格段に増えるそんなツールは入ってません。(SpeedFanも効きませんでした)
ウリにしている筐体の質感ですが、蹴茶がレキサンのような渋い質感が好きなこともあって、高い評価にはつながっていません。剛性などはしっかりしているので、あとは好みの問題です。意外に問題に感じたのは、キーボード。もうちょっと日本語向けに面積を広げて、ゆったり配置してくれれば良かったのですが。
このモデルが推奨されるユーザー像としては、「1に3D性能、2に静粛性」ではなく、「1に静粛性、2に3D性能」という人。2番目に3D性能以外が来る人は素直に統合コアのモデルを探してください(^^;
3D性能については、PSUでも解像度を下げる必要があり余裕があるわけではありません。FPSやRTSのような高解像度とスムーズ動作が要求されるゲームには不向きです。現状で予算が厳しいが、ある程度の性能と、ほどよく凝った筐体が欲しいという人にはうってつけでしょう。
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→ Pavilion
dv6100 ユーザーレポート
⇒ Pavilion dv6100/CT
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似たようなスペックでもキャンペーンモデルによって
値段が変わってきます。全てでチェックをお薦め。