蹴茶オリジナルPC KT2003

今回の自作のテーマは、

 小さくてもピリリと高性能な静音PC

えー、基本的にノートパソコンに対する要求と同じ(笑)
小粒でもピリリと辛いもの大好きというのは日本人の特色でしょうか(w

CPUにはBartonコアの AthlonXP 2500+ と、これまた新コアである1.5V駆動に変更されたAthlon 1700+ を用意しました。この1700+もまたサクセスから商品が届かずやきもきしている間に店頭で見つけ、思わず購入してしまったものです(^^; 

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スペック上は2nd キャッシュの多いAthlonXP 2500+の方が上ですが、AthlonXP 1700+もオーバークロック耐性が高いと評判のコアなので、ぼちぼちと遊べそうです。
 → http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/03/06/18.html

マザーボードはサクセスで買ったAOpen製マザーと、キャンセルメールを出したあとに急遽購入したLeadtek製マザーの2種。Socket AのATXマザーであれば、EP-8RDA+という名マザーがあるのですがMicroATXは悲しいぐらいに選択肢が減ってしまいます。売れないんでしょうかね...

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AOpen MK79G-1394
Pen4のSocket 478に較べて、はるかに選択肢の乏しいSocket AのMicroATXマザーですが、そんな中でIEEE 1394をオンボードで搭載、しかもAOpen独自のファンコントロール機能「Silentek」付き、多機能マザーとして登場したのがMK79G-1394。価格は1万5950円。AOpenではお馴染みの日本語のセットアップマニュアルが入っているのも初心者の方には嬉しい点でしょうか。

 

 

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Leadtek K7NCR18GM
対するこちらは、蹴茶が店頭で買ってきた現在一番人気のSocket A MicroATXマザーである「K7NCR18GM」。ベースクロック数の変更はもちろんのこと、MicroATXマザーでは無いことが多いCPU倍率の変更、CPU/メモリ電圧の昇圧などが可能なオーバークロック向けのマザーです。MK79Gとの違いはIEEE1394は持たない点、Silentekのようなファンコントロール機能も無い点などがあげられます。価格は1万4780円でした。

 

 

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電源も静音性の高い、12cmファンを搭載したものを購入。

 

 

 

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さっそく仮組み!

Athlonのコア欠けを防ぐため、できるだけCPUの換装回数を減らしたい。そこでこの時点では本命視していなかったLeadtekの「K7NCR18GM」から組んでみました。AOpenの「MK79G-1394」の方は後回しにします。最初はAthlon 1700+を使用。

 ぴぽ!

マザーは無事にAthlon 1700+を認識。BIOSはデフォルト設定のまま、Windowsのセットアップを終わらせます。さてと... 1700+をこのまま使う気は毛頭ないので、さっそくクロックアップを(笑)
まずはFSBを166Mhzにチャレンジ。

kt2003_17.jpg 起動!

さすが噂通りの新コア、何事もなかったかのように起動してきます。温度もBIOS画面でのチェックですが、30度台で安定。これでCPUクロックは1470Mhzから1837Mhzにアップ、AthlonXP 2200+相当になったことになります。とりあえずSuper PI 104万桁を取ってみましたがこれも問題なく通過です。

FSB

CPUクロック

モデルナンバー

133Mhz

1470Mhz

1700+

166Mhz

1837Mhz

2200+

動作はまったくもって安定しているので、まだまだ余裕がありそうです。
次は夢のFSB 200Mhzを目指しましょう。

 → Vol.3へ続く
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