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左側面 カードスロットと、USB 1つ、ボリュームコンロールもここ。 |
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後ろ USB 2つ。miniD-Sub 15pinとHDMIポートが見える。 |
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右側面 手前には何もなく、奥に光学ドライブとUSBコネクタ1つ。 光学ドライブの下には通風口があります(おそらく吸気) |
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ちなみに、左側面のExpressCardスロットは利便性の高いシャッター式。SDカードスロットにはダミーカードが入っています。 音量調節用のダイヤルもヘッドフォンの隣に見えますが、疑似ダイヤルです。実際はソフトウェア処理されています。 |
ちなみに、重さからして当然ですが、片手で天板の開け閉めが可能です。
これが残るもう一つのLaVie C最大の武器。
ダテに液晶の発色は謳っていません。
発色に関しては、これまで見たノートの中でも一位二位を争う美しさです。
ただし、
とこれも注釈が付いてしまうのですが、他社が採用するWXGAよりは広いのですが、WXGA+(1440x900ドット)では解像度が物足りない。
せっかく発色が綺麗でも、精細感に欠けてしまい、写真などを見た際の感動が薄いです。もともと解像度の低い動画を見る分にはいいのかもしれませんが。
ちなみに、
BTOメニューにはWUXGAのパネルも選べます。こちらは「スーパーシャインビューEX3」の名前は付かないノーマル液晶となりますが、個人的にはこちらが気になるところです。
※ 写真は見た感じそのままが写っているわけではありません。おおまかな参考として掲載してあります。
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緑の発色がとても綺麗です。 ただWXGA+と解像度が低いため、精細感が伴わず、 |
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多少上から覗き込んでも、問題なし。綺麗なままです。 |
輝度も非常に高いです。
自動調光機能をオフにして測定。
測定機器は「MASTECH
MS8209」を使用しています。安物のため、比較評価に使ってください。
実際にはもう少し輝度を下げて使うことになると思います。単位はLUX。
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LaVie C |
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部位 |
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平均 |
105.78 |
参考:他の機種では
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WinBook DN7020 |
Lesance CL706 |
Inspiron 9400 |
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部位 |
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平均 |
98.89 |
65.1 |
55.6 |
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Pavilion dv6200 |
dynabook AW6 |
dynabook TXW |
デル 2405 FPW |
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部位 |
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平均 |
55.8 |
53.9 |
54.9 |
206.9 |
LaVieシリーズは過去に熱トラブルを何度か起こしており、冷却系はいわば鬼門です。
静粛性と冷却能力のバランスをどう取っているのか、気になるところですが...
冷却ファンは比較的早期から回り始め、結構しっかりと回るためあまり静かではありません。高周波ではないですが、静かな部屋では気になる音量だと思います。ファンコントロールの方針は、回転数が大きく変化しないようにしているのか、回転数の変化は少ないです。最大騒音値もやや低め。
騒音をセーブするよりもなるべくしっかり冷やすことを優先しているようです。
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後ろの排気口から見えるヒートシンク
SDHC PQI 150倍速 4GB
200MBファイル 書き込み
37.88秒 読み込み 62.43秒
SD 上海問屋オリジナル DONYAフラッシュ 150倍速 2GB
200MBファイル 書き込み
33.17秒 読み込み 59.91秒
製品販売を控えた前の「試作機」ということで、正否版では多少異なるかもしれませんが、アンインストールリストは以下の通り
一番左上のLhacaは蹴茶が入れたものですが、それ以外は来た時点で入っていたものです。
とにかく多い。
Justsystem
BeatJam CDを入れるとこれが起動 けっこう重い
ジャストシステムのユーザー登録ポップアップ
BIGLOBEツールバーに、PhishWallというフィッシング対策ツール
タスクバーからポップアップする121ポップリンク
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悪名高きJWord 詳しくはWikipedia JWordの項を参考に |
最初は使用許諾書やら、ユーザー登録要請やらが次々に出てくるため、かなり目障りです。いつまで経っても落ち着いて使えません。一通り告知を切ったあともポップアップが定期的に出てくるため、アンインストール作業は必至です。
NEC DirectのBTOにはミニマムソフトウェアパックなる選択肢がありますが、それをお薦めします。完全な‘ミニマム’からはほど遠いのが難点ではありますが。
NECはソニーと並んで、前々からFelicaポートの採用に積極的なメーカーです。
最近は、ちょっとしたブームになった「PASMO」や、そしてセブンアイホールディングスの「NANAKO」、イオングループの「WAON」と続々と電子マネーが出てきており、いよいよ出番がやってきた感があります。
採用されているのはジャストシステム製のFelicaユーティリティ。他のメーカーでも採用されていますね。NANAKO、WAONについては現時点(6/6)ではまだ非対応のようです。
Edyなどはおサイフケータイに入れてしまうと、携帯だけでチャージからギフトまで全て完結してしまうので、Felicaポートは不要になってしまいますが、携帯非対応のサービスや、携帯に不慣れなユーザーさんにとっては便利そうです。
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マニュアル類は、さすが国内メーカーといえる充実ぶり。 デルの10倍ぐらいページ数はありそうですが、手に取りやすいよう一冊一冊を薄くし、カラー印刷のものを混ぜるなど、敷居を低くする工夫が見られます。 |
電源設定はパフォーマンスモード。CPU電源管理を「最小のプロセッサの状態」100%にしてあります。
WinBook
DN7020でも3DMarkが上手く動きませんでしたが、ATIドライバの不出来が目立ちます。
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CrystalMark
2004 R2
ハードディスクのパフォーマンスを調べる「HD Tune」を実施してみました。
LaVie
CはRAID 0を構築しているので、シーケンシャルリード・ライトに期待がかかります。
が、何か頭打ちになっているようです。以前のeSATA
ニコイチの症状とよく似ています。
せっかくのRAID
0なのに、ちょっともったいない。
← クリックすると拡大します |
ファンタジーアースZEROでの感想ですが、同じMobilityRadeon X1600を積んでいる ソーテック WinBook DN7020と較べると、どことなく引っかかる感じがあります。LaVie Cの方がGPUのクロックは高く、解像度は低いため、軽いはずなんですが...
そこでシングルチャネル 1GBだったメインメモリを手持ちのメモリモジュールで2GBにアップしてみました。
多少動きは良くなりましたが、まだ引っかかる感じが残っているでしょうか。3DMark06が走らなかったりと、ゲームでばりばり使うにはちょっと不安というのが正直な感想です。もしかしたら常駐アプリが足を引っ張っているのかもしれません。
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時間が許せば、HDMI経由でREGZA 42Z2000に繋いでゲームをしてみたかったですが、手が回らず...
総評。08年5月にソフトウェアの項目を加え、10段階評価で再評価。
3D性能 |
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多すぎるプリインストールソフトが足を引っ張っている可能性あり |
ソフトウェア |
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プリインストールは最大級に多い。 |
液晶 |
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発色の良さを評価し★4つ.解像度がやや物足りないので、満点にはしませんでした. |
キーボード |
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3か4かで迷いましたが、タッチパッドボタンの押しにくさ等を考慮し3に. |
騒音・ノイズ |
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騒音の最大値はやや抑えられているが、ほぼずっと冷却ファンが回っている |
筐体の質感 |
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触らなければ綺麗だが、動かすとたわみ、剛性の無さが露見し安っぽい印象あり |
発熱処理 |
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シボ加工パームレストなどもあり、熱さは全く感じない.ただ過去の熱トラブルが気にはなる. |
総合評価 |
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3.0。筐体が大きなわりには静粛性が平凡で、もう少し抑えられると良かったのですが。液晶の綺麗さ、外見的な筐体の品の良さなど、主にライトユーザーの女性には良いモデルです。ヘビーユーザーにとってはプリインストールの多さが減点対象。 |
やはり、ベテランユーザーには相性が悪すぎるモデルです。デフォルトの状態だと、膨大なプリインストールソフトが入っており、常駐プログラムも多数。次々出てくるポップアップに愕然となってしまいます。
BTOにはミニマムソフトウェアパックなるものがあるので、これはまず必須選択です。
ただ、ミニマムを選んだとしても、なお121ポップリンクやぱそ楽ねっとガジェット、BIGLOBEツールバー、BeatJamなどは入ってくるので、購入後アンインストール作業に追われることになると思います。
そしてFelicaポート関連や、省エネボタン、ホームネットワーク関連のソフトが常駐するため、メモリ2GBへの増設を強くお薦めします。予算的には厳しいなら、市販品のメモリを買ってでも増設を。
ウリにしている液晶は、発色は確かに文句なしの綺麗さ。ただ、蹴茶としては解像度がもう一押しあった方が好みです。ガシガシ使うユーザーにとってはやや狭いかもしれません。
海外でもcrapwareと呼ばれ、ベテランユーザーから忌み嫌われるプリインストールソフト。今回のLaVie
Cは特に多く、標準の状態ではベテランユーザーが放棄するレベルで大量のソフトが入っています。
→ Googleの「ごみウェア」はいらない――ユーザーに選択の自由を
これはどうにかならないものでしょうか。
高付加価値、利便性アップを目的にソフトをどんどん盛り込み(開発コストは価格に反映)、さらにYahoo!ツールバーやGooツールバーを導入し、Yahoo!やGooからのリベートを受け取る。確かにこれらの施策で、ライトユーザー向けに売る分には売り上げも増え、リベートによる収益も期待できると思います。
しかし、購入時は微妙なバランスを保っているプリインストールソフトの生態系も、ユーザーが使いたいソフトを入れた途端、バランスが崩れ不安定なPCへと豹変する危険性をはらんでいます。また安定性に問題が無かったとしても、PCの性能は間違いなく喰われてしまいます。それでいいのでしょうか。
長期的な視野でみれば、Crapwareを嫌う古くからのユーザーはNECや富士通からどんどん離れていき、プリインストールが少なく安いデルやHP、こだわりのThinkPadなどに流れていっているのが現状ではないでしょうか。ベテランユーザーは確かに市場規模も少なく、販売数も稼げません。でも、身近な人の購入相談を受け、トラブル対応なども引き受けるベテランの意見はブランドイメージにジワジワと影響を及ぼしているような気がします。
無闇なプリインストール競争に陥らず、ベテランユーザーの要望をくみ取ったシンプルモデルも出せないものでしょうか。差別化をはかるなら、水冷ノートなど国産ならではのハードウェアにコストをかけて欲しいところです。色々モデルを出すのは、リソース的に難しいとは思いますがぜひ。
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