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で、発色の程度を比較するのには、NTSC比の色表現範囲という数値があり、それを比較すると
となります。さすがに新LaVie Cには劣るものの、一般的ノートはかるく凌駕する発色の良さです。モバイルノートでここまで綺麗にする必要はないという見方もありますが、ライバル的存在のLOOX Tは足元にも及ばない画質です。モバイルノートでここまでやるのはソニーぐらいなものです。
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コネクタカバーはホコリ防止だけでなく、デザインにも貢献してます。あとはちぎれなければ良いのですが。 電源コネクタ部分がグラグラするので、ちょっと高級感にかけるところ。 |
時間があまり無かったので、キーボードの写真を用意できていませんが、印象としては可もなく不可もなく。特段感動も憶えませんでしたが、このクラスのモバイルノートならまずまずの出来といえます。
この辺はまだ触ったことはないですが、筐体サイズをギリギリまで使い、キーピッチ19mmを実現したdynabook SS RXに分があるかもしれません。
今回は、静粛性も重視され、従来より(同じ騒音値なら)風量が16%アップした「サイレントファン2」と、新方式ファンコントロールにより、従来機種と比べ約2dB静音化を果たしたとのこと。SZで培ったファン技術がここで活きていますね。Let's
noteのようにファンレスという選択肢もありますが、Core 2 Duoだとファンレスでは熱がたまりクロックダウンしてしまうため、安定動作のためにはやはり冷却ファンはあった方が良いです。
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電源を入れた直後は、熱もまったく篭もっていないので、冷却ファンは微風のみ。非常に静かです。
実際に図書館に持って行って使ってみましたが、真横の人も気にならない程度の音しか出ません。むしろ、タイピングの音の方が響くぐらいです。ちなみにタイピング音は、図書館だと真隣に人がいると気になるかもという程度です。少し離れれば、周りの人もたぶん気にはならないでしょう。
長いこと使っていると、熱が篭もってくるため、定期的に回転数があがります。
ただ、この時点でもこの手の小径ファンにありがちな高周波音はほとんど聞こえず、耳障りな音がしないのはありがたいですね。
ベンチマークなど高負荷をかけると、最終的には60dBAオーバーまで回ります。
ただこれも嫌な音ではなく、70dBAを超えるノートがあることを考えれば優秀です。
ここはちょっと残念ですが、SSDが熱源となり、左パームレストはやや熱くなります。
※注意
このレビュー機は既に他のメディアでレビューされてきた機体なので、設定が変えられている可能性があります
これがビックリするほど大量に入っています。(Firefoxはうちで入れたものです)
しかし、SSDのおかげか、このアンインストール画面を見るまではそんなに入っているとは体感で感じなかったのも事実です。
新品ではないので断定はできませんが、上記リストを見るとアンインストールリストの数の割に
市販ソフトの体験版や、機能限定版は少ない
ようです。
多くはソニー純正のユーティリティや、噂の省エネ壁紙などソニー壁紙(これもリストアップされている)、そしてSonicStageをはじめとするメディア関連ソフトが多くを占めています。
自前のソフトウェア群がほとんどのため、動作の足を引っ張るソフトは常駐させないよう設定するなど、配慮がなされているのかもしれません。そのためか、タスクバーは意外にすっきりしています
数の上ではLaVie Cと較べても圧倒的に多いですが、体感速度への影響はあまり感じなかったです。もしかすると、ランダムアクセスに強いSSDも貢献しているのかもしれません。
指紋認証のベースは最大手のUPEK製。
最大手だけに付属ユーティリティも優秀で、もっとも使用頻度の高いと思われるWebサイトでの認証では、IEはもちろん、IEエンジンを使うSleipnirでも問題なく作動しました(蹴茶の試した範囲ですが)。
試しにFirefoxを入れると、それを感知し、関連モジュールをダウンロードする優れものです。
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Sleipnir 2.5.12 Firefox 2.0.0.4 で確認 |
以前使っていたマイクロソフト製のユーティリティより断然良いです。
ただ、Opera
9.21は上手いこといきませんでした。
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前々からこの手の指紋データで気になっていた、認証データのエクスポートとインポートも可能なようです。ちょっと時間が無かったので、データ移転を実際には試せませんでしたが、問題なければ買い換えも安心してできます。 |
何が凄いって、やはりSSDです。
これまでモバイルノートはアクセスの遅い1.8型HDDを積むことが多く、どうしても体感速度がパッとしない状況に陥りがちでした。しかし、SSD採用でこれが一変しています。
3.5インチ 7200rpm並みか、シーンによってはそれを上回る体感速度のアップが実現しています。
よくSSDの効果で起動時間の短縮などが語られますが、キャッシュを頻繁にチェックするブラウジング時にも相当な効果があります。
そしてゲーム。
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ファンタジーアースZERO 元々はスクウェアエニックスが運営していた国産タイトルですが、現在はゲームポットに運営が移管されています。国内では珍しい対人戦がメインのゲームです。 今回は戦争参加すると迷惑をかけるのは明白だったので、シングルのmob狩りでテスト。 |
残念ながらGPUがIntel 945GMS統合コアゆえ、3Dゲームは基本的に苦手。ですが、試しにファンタジーアースZEROでmob狩りをしてみたところ、SSD効果なのかゾーン切り替え後のもたつきが減っています。CPU、GPUが速ければもっと如実に効果が出ると思うのですが。
ある意味、CPUクロックを2倍にしても得られない部分の体感速度アップがSSDによって得ることができます。
高速なHDDが積めるデスクトップや、巨艦ノートはまだしも、
個人的にはモバイルノートではもはやSSD選択は必須と思います。
もっさりもっさり動かれて仕事が手間取るぐらいなら、7万円程度のプラスは安いものです。
来年の今頃は同容量なら半額程度になっているでしょうし、SSDはますます普及していくものと思われます。
現時点では、SSDはソニースタイルのみの販売ですが、オプション価格は他社と較べてもリーズナブル。もともとソニスタはハイエンドパーツが割安なことが多いのですが、この設定はありがたいですね。
蹴茶もリリースみた当初、いずれSSDに換装できたらいいな...などと思っていましたが、開発者インタビュー記事によると、この
type TZはあの超小型PC type UX
以上に組み立てが難しいらしいです。他社ノートでできたからと言って軽率に分解してしまうと大変な目に遭うかもしれませんね。その道のプロ以外の人は手を出さない方が無難っぽいです。
→ 本田氏
週間MOBILE通信 開発者インタビュー
SSDのみのモデルで評価してみます。
チェック箇所 |
評価 |
○ 良い点 × 気になった点 |
筐体 |
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○ デザイン性という面ではほぼ完璧. |
キーボード |
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○ 意外と普通に打てるのは凄い |
排熱 |
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○ パームレスト部はほとんど熱くなりません |
液晶 |
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○ このクラスのノートにこれだけの液晶を載せているとは驚くばかり |
騒音 |
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○ SSDのためHDDシーク音もせず.冷却ファンの形状までこだわった成果を感じます. |
ソフトウェア |
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○ SSDのおかげか、さほど足を引っ張る感じはしない |
モバイル |
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○ ACアダプタも小さく文句なしの携帯性 |
総合 |
4.5 |
デザイン面だけでなく手頃な価格でのSSD搭載など、実用性もかなり維持しており、まれに見る完成度です.ネックがあるとすれば、蹴茶はやはりキーボードを挙げます.デザイン、薄さを優先した結果、タイピングの快適性、筐体の剛性を損なっている感じがします. |
最後に、type Tはtype Gよりは固くなりましたが、それでも延長サポートは必須だと思います。
フラッシュメモリの性質からくる、SSDの消耗もやや気にはなります。
そんな人がいるのかどうかわかりませんが、省スペースPCとして家に据え置いて使うというのでなければ、ぜひ延長サポートを付けておくことをお薦めします。
⇒ VAIO type T ソニースタイル
関連リンク
◎ |
PC Watch |
サイレントファンの写真など |
|
◎ |
PC Watch |
バッテリーのもちについて記述あり |
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◎ |
ITmedia |
各バッテリー装着写真、英語キーボード、デバマネ |
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|
ITmedia |
マザーボードのアップ |
|
○ |
デジタルARENA |
バッテリのはめかた、噂の省エネ壁紙など |
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◎ |
GIGAZINE |
やはりSSDは早い |
|
|
GIGAZINE |
外箱 |
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PC Watch |
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RBB Today |
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○ |
カラーテック |
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プレスリリース |
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マイコミ |
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ASCII.jp |
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日経IT-PLUS |
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ZDNet Japan |
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IT Media |
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PC Watch |
スペック構成による総重量が試算できる。
ドライブ構成による違いはもちろん、大容量バッテリー、標準バッテリー、軽量バッテリーそれぞれ装備時の総重量、側面からの写真とヒンジ部の高さなどが表示される。
→
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/T/Drive_sim/index.html
→ VAIO type
T 製品情報
→ スペック
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