使者として vol.16

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ルート禁止

 前回の続き。

あの奇襲作戦のあと
 「このパワープレイヤーどもめ! RolePlayの邪魔をするな」
と文句を言っていたPCがいたらしい。KoMギルドマスターである‘夜叉姫’の話によると、罵った彼はオーク軍の上級幹部(もしかしてボスだったかも、ちょっと記憶が曖昧)で姫が彼に反論し、

 「わたしたちもRolePlayはしている。KoMは自然を守るのが使命。

無駄に動物を殺し、森を荒らす オークを退治するのは理不尽なことではないはず」
というと、彼は

 「ならばRolePlayの約束としてルートは禁止されているではないか。ルール違反だ!」

と。なに? ルート禁止? もちろん私たちにはそんなこと初耳。ルート禁止なんざ、PKerに言わせれば笑止千万。それを半PKerなオークに言われるとは。しかし「そういうルールがあるなら勝手に無視もできないでしょう」ということで、夜叉姫は砦から奪ってきた品物を集められる範囲で全部返し、ついでに KoM とオークの間ではルートを容認する‘条約’をオーク側と結ぼうということに決めた。

さっそく姫は近くのコンビニで白紙の本を買い求め、条約内容を書き始めた。 かきかき・・・
 (ウルティマオンラインでは白紙の本(ノート)が売られていて、それにプレイヤーが自由に書き込むことができ、他のプレイヤーもそれを読むことが可能です.中には小説を書いて売り歩く人も.今回は渡す相手が英語圏の人なので、当然英語で条約文を書いています.夜叉姫はアメリカ在住.)

Kettyaはそのあいだに手ぶらで行くのも寂しいので、各地を回り手土産を買い集めた。

手みやげ 手みやげの数々

 

使者として

準備を整え、いよいよオーク砦へ向うふたり。

臭いをかぐオーク

 

砦に近づくにつれて集まるオーク族。臭いをかいでは、「人間の臭いだ!」と叫び回ってます。そのうちオーク達にぐるりと囲まれてしまった。とりあえず事情を説明しボスに会わせろというと、

ボスは不在らしく、ここで待ってろといわれる。

ふらりとやってきた犠牲者 

 

おとなしく待っている最中、途中オークの存在を知らないのか、ふらふらと砦に近づいてきたひとりの男がオークに捕まり、あえなくボコボコに。

そして、あっという間に身包みをはがれてしまった。

どこが No Looting なんだ?

身ぐるみをはがされる男(真ん中上)

 

 

延々と待っていると、なにやら雲行きが怪しくなってきた。

 「let's kill them」「grrrr」

まわりの下級オークどもは今にも襲い掛かってきそうな雰囲気。
服をきた上級オークの言うことなんざ聞いてもいない奴ら。

雲行きが怪しく  条約を読んでよー

で、条約を書いた本を渡し、「読んで」と姫が言うが早いか遅いか襲われ袋叩きに。
ちーん、ふたりとも昇天。

復活し、急いで砦に戻ってみると

殺されたふたり あー、わたしの服がぁ!

まぁ、こういうことでオーク達は見事使者である私たちを殺し、ルート三昧したわけだ。
なにがルート禁止じゃ、さんざん人を待たせておいて、その答えがこれかい!
よー わかった (~_~メ)
こっちも次から遠慮は無用じゃ!!

後日彼らのBBSで姫が再び話をつけ、その後休戦状態になってます

 

血で染まりし神殿

冒険者のメッカ‘Hythloth’。そのHythlothの島にはまだまだ知られざる秘密がある。
それがこの‘生贄のアンク’。 案内人をかってでてくれた‘san-juu’氏曰く

 「偽物のアンクで生き返ることもできない」 とのこと。

生贄のアンク 禍禍しいアンク

アンクの近くには生きたまま、両手足を切断された惨たらしい生け贄の姿が。

生贄 JUNはまる

隠し部屋 

とにかくいろいろ物知りな30。
夜叉姫から「ドラえもん」と呼ばれるほど怪しげなアイテムを数多く持ち歩き、日夜ブリタニアのどこかにいる謎な人物。でもハゲ。見かけたらぜひ‘かつら(Wig)’をあげてください。きっと喜んで、何かくれるに違いない。

Hyth島 続く

壁の向こうにある謎の部屋.案内人30氏.

 

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