シャープ、数週間遅れで「iPhone 5」パネルの出荷を開始

シャープ、数週間遅れで「iPhone 5」パネルの出荷を開始
Japan Display(※)、LG Displayに続く第3のディスプレイサプライヤーに。
　（ ※ ソニー、東芝、日立の合弁 ）

なんか、危なかったみたいです。

The Wall Street Journal（WSJ）によると、シャープは9月第3週に「iPhone 5」用ディスプレイパネルの量産を開始したという。同紙は「事情通の人物」の言葉を引用し、シャープは予定より数週間遅れてAppleに同パネルを出荷し始めた、と報じている。
　→　シャープ、「iPhone 5」用ディスプレイの出荷をようやく開始--米報道 - CNET Japan

こういった遅延の話は初めてではなく

　→　蹴茶: iPadパネル、主力はSamsungで、LGがやや苦戦、シャープは大苦戦 [3.9]
　→　蹴茶: シャープ、Apple iPad用液晶出荷遅れる　未だ出荷できずか [3.19]
　→　蹴茶: シャープ、LG、2012年Q2にiPad用パネル出荷量増へ [3.24]

第3世代 iPadの時も似たようなことが報道されていました。実際、決算でも「ズレ」という表現でモバイル液晶売上の下方修正がされており、全くのデタラメでもなさそうです。

IGZOもずるずる伸びてますが、Appleの信頼が得られないうちは IGZOパネルの単独採用もまた無さそうです。半導体と液晶は違うものですが、Samsungが SoCのシングルサプライヤーをきっちり担っているのとは対照的な印象です。
　→　蹴茶: シャープ奥田会長、IGZOは2013年上期から需要拡大 [9.4]
　→　蹴茶: IFA 2012 シャープ IGZO展示　製品登場は2013年と説明 [9.4]