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出版物が電子化される気配がほとんどない

昨年までは「KindleとiPad上陸で多少動きがあるだろう...」と思っていたのですが。

日本の出版物が全面的に電子化される気配がほとんど感じられないので
 → isologue - by 磯崎哲也事務所: ビジネスマンのための書籍スキャン入門ー既に始まっている電子出版


世の議論は未だに「日本人は紙の質感にこだわるんだ!」という段階で、いつになったら(携帯以外を見据えた)電子化がはじまるのやら皆目検討がつきません。最初はゴテゴテのDRM付きで「売れないねー」というところから始まるでしょうし。

理想はいま既にDropboxやEvernoteで“実現できている”ように、クラウドで何処にいようと、どのデバイスだろうと、手持ちの電子ブックが読める体制が欲しい。それをするには頑張ってスキャンしないとダメみたいです...
 → 蹴茶: 溜まった本は「分解・スキャン」 需要と供給のミスマッチ 2009.7.1
 → 蹴茶: どうして電子化の手間を消費者がしなければならないのか 

ホントに無駄が多いというか。
お金、資源、なにより読者1人1人の時間を浪費しているのがもったいです。

関連
 → 蹴茶: 日経新聞電子版で切り抜き 使いにくいですが 2010.3.23