![]() |
![]() |
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
GPUのメモリに256MBもいるのか?という疑問がありますが、蹴茶がPSUで調べたところノーマルの条件だと128MB以下で事足りてしまいました。ただ、3D画像のギザギザ感を減らすアンチエイリアシング処理(参照:グラフィックmini辞典)をかませると、128MBを超えてきます。
また、ゲームクラン「LTCT」さんの掲示板の書き込みによるとBattlefield2だと大量に消費するようです。タイトルにより様々なようですね。希望のゲームがあれば、一度調べてみると良いと思います。
|
HDD |
光学ドライブ |
HD Tune 2.51 スコア | ||
Access Time |
Transfer Rate |
|||
dynabook AW6 使用歴数日 |
東芝 MK1234GSX |
パイオニア DVR-K16A |
17.0ms | 29.3MB/sec |
Inspiron 9400 使用歴9ヶ月 |
富士通 MHV2100BG |
NEC ND-6650A |
21.7ms | 27.4MB/sec |
特徴その1 非光沢液晶
最近のノートは光沢液晶が当たり前。そんな中dynabook
AW6は珍しく非光沢液晶を持ちます。他に非光沢を持つモデルというと、「ThinkPad
Xシリーズ」や「Let's note」などビジネスモデルばかりで、いまや‘非光沢’というとまるで画質を気にしないモデルの代名詞のような状況です。AW6はどうなのでしょうか。
(光沢、非光沢の違いはここで説明すると長くなるので、こちらを参照してください)
蹴茶が普段、光沢パネルに慣れているというのもありますが、
ファーストインプレッションは 「うわ、地味やなぁ...」
輝度が低く、表面で光が拡散するためどうしても色の抜けが悪く見えます。
しかし、蛍光管が温まり、輝度がきっちり出るようになるとかなりしっかりしてきます。いい感じです。あえて目の疲れなどを考えて非光沢を選ぶユーザーさんにとっては十分合格のレベルだと思います。視野角は上下は悪いものの、左右は悪くないですね。四隅のアイコンも色が変わることないです。
(ノートパソコン設置はこちらのテンプレ案を使用しています。)
利点のひとつ、目の疲れにくさは蹴茶があまりディスプレイで目が疲れない人なのでノーコメント(^^;
|
|
正面 初対面の印象は悪かったが、蛍光管がこなれてくるといい色味を出す。 |
|
|
|
|
|
横から 全体的に暗くなります。湖に映る山並みの稜線などはきっちり見えていますね。色の識別問題なし。デスクトップで四隅のアイコンの色が変わるようなことはないです。 |
|
|
|
|
|
上から これは左右よりあきらかに視野角は狭いです。 |
キー配置はかなりいい線いっていると思います。蹴茶の好みです。しかしタッチが固いのが惜しいかなぁ。軽く打ちたい派の蹴茶にはキー配置はよくても、タッチがマイナスです。タッチパッドのボタンも、手が乗った時の誤作動防止のためか相当に固く、日常的には使いたくない固さです。
|
|
配置の特徴をあげてみると
|
特徴その2 harman/kardonスピーカー
harman/kardonブランドのスピーカーが付いています。
|
|
ノートにありがちなシャカシャカ音にはなりにくく、確かにノートの平均以上の音はでます。でもやっぱり低音は弱い。 物理的な限界だと思いますが、普段使っている1600円程度で買ったJBLプラチナスピーカーにも負けるのは仕方ないところか。比較するとこんな感じです。 ノートの平均 < AW6スピーカー < 外付スピーカー |
特徴その3 ハードウェア音量スイッチ
|
|
harman/kardon以上に蹴茶が評価しているのは、この 音量のハードウェアスイッチ。 昔はたいていどのノートパソコンにも付いていたものですが、最近はコスト削減の波なのか採用が減っています。 やっぱりめちゃめちゃ便利です。 |
普段ももちろん便利ですが、特に重宝するのがWindows起動音。あのデスクトップが出てきた時の音はWindows起動後に立ち上がる音量ユーティリティでは調節が間に合わない。深夜、奥さんも子供も寝ている、でもパソコン起動したい...普通ソフトウェアツールだとFnキーと音量調節のキーを連打ですが、ハードウェアスイッチがあればクルクルっと回すだけ。立ち上がるのを待つ必要もないです。
筐体はプラスチック製。地味ノートの名に恥じない、特に凝ったところもないよく見かけるポピュラーな塗装です。剛性感も筐体を持ち上げるとミシミシというので、特に強化された感じもないです。重さからして無理ですが、据え置いて使った方が良いのは間違いないですね。
液晶パネルを片手で開いても、本体が持ち上がらない重量バランスはGood!です。
|
|
シルバー色の金属っぽさを持つ塗装。 ヘビーに使うと手の擦れるところが薄くなる、いわゆる「剥げそうな塗装」でしょうか。 |
USBポートは右手前と左後ろ、対角線上に2つずつ配置されています。少しだけ挿すというのであれば、右を使いますが、USBヘッドフォンやゲームパッドなどを繋ぐ時は、蹴茶は邪魔にならない左側を使います。左の側面にあればなお良かったのですが、まぁこの程度は大きな問題ではないでしょう。
特徴その4 蓋付きのPCカードスロット
AW6はExpressCard 54スロットとPC type II カードスロットをそれぞれ1つずつ装備していますが、
蓋付き
です。無くしやすいダミーカードでも、ましてゴム蓋でもないのはプラス評価でしょう。
ただ、2種類両方に覆い被さる共通の蓋です。それぞれ独立していればなお良かったのですが。
|
||
|
|
|
HDDはシーク音も含めて静かなのですが、冷却ファン音は結構音量があります。蹴茶分類ではうるさい方に入ります。統合チップセットと違い、GPUもかなりの発熱を出すため、結構回しているようです。排気口から見えるヒートシンクも大きい。
ただ、Inspiron 9400と比較すると数値上も、体感上も AW6の方がやや静かかな。
|
|
冷却ファンの第1段階 |
|
|
冷却ファンの第2段階 |
|
|
冷却ファンの第3段階 |
HDDの静かさの原因はもちろんドライブ固有の性質もあると思いますが、HDDを覆うこのゴムシートも音の伝わりをカットし、共振を防ぐ効果がありそうです。
|
|
|
自作PCではフリーウェア公開されているソフトが使われることの多い光学ドライブの回転数制御ツール。
AW6では標準ツールとして最初から常駐しています。
3つで計165MBのファイルをCD-ROMからコピー。その時間と騒音を計測してみました。
あれ?(^^; |
|
あきらかに静音モードでは耳障り感は軽減しているんですが、時間は逆に早いことに。
音楽CDでも試しましたが、ドライブに入れて認識されるまでのマウント時間もほぼ一緒でしたし、いまいち標準モードの存在意義がわからなかったりして...
もっとデジカメのJPEGファイルのような細かいファイルがたくさんあると違ってくるんでしょうか。
特に記載事項なし。こんなものでしょう。熱くなりますが、握りしめることは十分可能な程度。形はケーブルを巻くギミックなどは何もない、真四角なアダプターです。
SDカードの立ち上げ企業でもある東芝。まぁ、それとノートのメモリーカードリーダーへの力の入れ具合とは直接リンクしないでしょうが、へなちょこなカードリーダー性能は避けて欲しいところです。
で、FDBENCHで実験してみました。
使用したメモリーカードは他のリーダーでも好成績を残しているDONYAフラッシュです。
おー、結構いけますね。ちなみに200MBのファイル書き込みが23.92秒、読み込みが21.48秒でした。
トップクラスの単品リーダーには及びませんが、リードで約10MB/sは合格点といえそうです。
→ フラッシュメモリー&カードリーダー性能表
HDDリカバリー、もしくは事前に作ったリカバリーDVDから復旧可能です。リカバリーDVDは専用ソフトで作成し、DVD-R1枚あればOKです。15分くらいでできあがります。CD-Rだった昔と違ってだいぶ楽です。
リカバリーモードへの入り方はオンラインマニュアルに詳しく載っていますが、数字キーの0を押しながら電源ボタンを押し、東芝ロゴが出たら離すと、HDDリカバリーモードに入ります。F12を押しながらだと、DVDからのリカバリーに。
Windows画面が出ず、この画面が出てくる。
|
下の「全データの消去」を選ぶと、フォーマットしてそれで終わってしまうので気をつけてください。 |
なかなかスペック通りにスコアが出ないことも多いのですが、AW6に関してはGeForce Go 7600らしい値がしっかり出ていますね。良好です。
|
|
3DMark05 3346 |
|
|
3DMark03 8023 |
|
|
FF11 v3 高解像度 5367 |
さぁ、最後に核心です。取り上げるタイトルは蹴茶のめり込み中の最新ゲーム「ファンタシースターユニバース」。ログインできなかったり、ゲームバランスがPSO BBより悪いなどなど色々と話題の尽きないタイトルですが、描画自体もそこそこ重い。一件は百聞にしかず。今回はプレイムービーを用意してみました。
※ 画像をクリックすると、プレイ動画が見られます ※ |
||||
統合チップセット代表 |
|
ミドルレンジ代表 |
|
ハイエンドレンジ代表 |
|
|
|||
ゲームにならない遅さですが |
|
かなり軽快です |
|
こちらも当然ながら軽快 |
映像を見ると一目瞭然ですが、dynabook AW6 と Inspiron 9400は軽快そのもの。
統合チップセットとの性能差が明快に出ています。
高画質モードではdynabook AW6、Inspiron 9400共にもたつきがありました。Inspiron 9400ユーザーの蹴茶としては高解像度でも軽快に動いて欲しかったですが、残念。
低解像度にするとInspiron 710mも若干動きが良くなりますが、ゲームにならないのは変わらずでした。ただ統合チップセットが全てこう!と言い切るには搭載チップセットが旧世代のIntel 855GMEなので、ハンデがありすぎます(^^; またIntel 915世代以降のノートを探して、同様のテストをやってみる予定です。
大航海時代オンラインなどはPSUより軽いため、想像ですがほぼ問題なく動くと思います。時間があれば、確認とってみます(※注)。FF11はアカウント無いので、テスト予定はなしです。
※ お借りする期間を過ぎてしまったため、大航海時代はテストプレイができませんでした。
非光沢と音を許容できるかどうか
何日か触って感じたのは、「噛めば噛むほど味の出るノートだなぁ」と。光沢液晶でもない、デジタルチューナーもない、天板の色遣い以外は派手さは皆無といっていいモデルですが、細かいところにお金と手間をかけています。
音量ハードウェアスイッチ、蓋付きのカードスロット、HDDのゴムカバー、光学ドライブの低速回転ユーティリティなどなど。どれも無くても致命的な問題にはならないゆえに、コスト削減で犠牲になりやすいギミックたちですが、こういった「あると使いやすい」ポイントを押さえているのが最大の特徴です。
マイナスはやはり液晶。非光沢は非光沢の良さがあるのですが、色味にキレのある光沢液晶がいいという人はそもそも選択肢に入らないと思います。あとはキーの固さ。Qosmio Gシリーズの方がまだ柔らかい気がします。これも日常的に使うモノなので、柔らかいキーが好きという人はネックでしょう。またファン音は静かな環境ではそれなりに音量が目立つので、絶対静音主義の方はご注意を...蹴茶か
|
→ ユーザーレポート
→ dynabook AW6
光沢バージョンレビュー
⇒ dynabook AW6
直販サイトでは頻繁に割引クーポンを発行しているので、必ずクーポンのあるときを狙ってください。