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まったく一緒ではなく、よーく見るとラメが入っています。 F40Wはラメはなく、真っ黒です。 |
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天板は片手オープンはOK。 でもあと少しで持ち上がりそう。両手で開けた方が安心です。 |
ポート配置は筐体が大きいだけあって、背面をうまく利用しています。
USBは右に1つ、左に離れて2つ、そして背面に2つと多めに分散配置。HDMIやEthernetも背面に集められています。蹴茶好みの配置。スロットイン式の光学ドライブはF40Wと同じく手前にあります。
ヘッドホンやモデムを使う人には邪魔な配置かもしれませんね。
右側面
左側面
前面
背面
F40Wで問題にした違和感ありまくりのリバーブですが、G40Wでも健在です。やはりWindowsの警告音など、本来なら鳴り終わったあとにズズズズズと跡を引く音が残ります。
もうひとつ、F40Wで音量が小さくならない件は、G40Wだとちゃんと小さくなりました。オンとオフで最小音量はほとんど変わりません。Good。一体何が違うんだ?と違いを探すと、ドライバは「6.0.1.5448」で一緒ですが、コーデックがG40Wは「ALC262」で、F40Wが「ALC888S」。これが原因でしょうか?
120W ケーブル込みで744g 直挿しのコネクタは付属せず。
F40WのACアダプタにそっくりですが、サイズが微妙に違い、別物です。
CrystalDiskmark 1.0でのスコアです。1.0ではRandamテスト(下の2段)での不具合が確認されていますが、手元に実機がないため参考値として残しておきます。
→ CrystalDiskMark 1.0/2.0 のバグについて(まとめ)
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キーボードパーツ自体はF40Wと全く同じのようで、配置も一緒です。以下、F40Wで書いた文章を引用。
ただ、面白いことにパーツはたぶん一緒なのですが、たわみ具合はF40Wの方が優秀。G40Wも気になるほどではなく、むしろ平均より上の部類だと思いますが、筐体全体の剛性とキーボードのたわみは比例する傾向にありますね。車のシャーシと走りの関係みたいなものでしょうか。
Lenovoで歴代ThinkPadのキーボードを作ってきた堀内さんが言わく、
『打鍵感というものはキーボードだけでは決まらない。筐体とのバランスが重要。名機と世間で言われているThinkPad 600のキーボードをいまの最新モデルに載せ替えても、決して名キーボードにはならない』
と。似ていても結構違うものですね。G40は店頭モデルがあるので、打鍵感が気になる人は店頭で触ってみてください。あとF40Wと同じく、パームレストは熱くないです。この点はGood。
(パームレスト温度:
試しに測ると室温21.6度で23.2度)
中央に指紋認証を挟んだ形。ボタンとしての機能よりも、デザインを優先した形です。
WUXGAの高解像度ということもあって、輝度はF40Wに較べればやや低め。もっともテレビとしてではなく、凝視するパソコンとして使うならそれでも明るすぎるので、単純な最大輝度としては十分あります。
それより輝度ムラと発色の悪さが気になります。
17型と画面が広いこともあり、視野角とあいまって両サイドが暗い。
また緑の発色、赤系統のコントラストなどがいまいちだったりと、発色もいまひとつです。
カタログでもF40(W)にはNTSC比の色域が明記されている一方で、G40(W)には数値は何も書かれていません。やはり発色に関してはF40Wの方が優れたパネルを採用しているようです。
※ 写真は‘見たまんま’は写せていません。参考程度にみて下さい。
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正面 |
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前に傾けて (上下の視野角) |
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横から (水平の視野角) |
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緑の発色はF40Wと較べてみるとよくわかります。左がF40W、右がG40W。
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dynabook F40W |
dynabook G40W |
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部位 |
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平均 |
127.78 |
103.0 |
冷却ファンは2個。1つ1つのファン音はMAX 70dBAは超えませんが、どちらもほぼ常時動いており、音量的には大きい。おおよその変化は下のような感じ。実際にはもう一段程度、可変します。
左
右
ドライバはF40Wより多少バージョン番号が新しいですが、でもやっぱり100番台の古いドライバです。東芝から公式には新しいドライバは出ていませんが、今回カスタマイズドライバを使いユーザー評価の高かった163.69を導入してみました。非サポートのドライバなので、参考値としてみてください。確証はないですが、ドライバが原因でAV Centerが使えなくなった可能性があります。
※追記
12/18付けで新ドライバが提供されました。再度G40Wを送ってもらったので、再測定結果をのせておきます。
順当にスコアアップを果たしています。ゲーム評価も☆1アップさせています。
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3DMark06 |
3DMark05 |
3DMark03 |
FF11 v3 |
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標準 |
高画質 |
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101.46 |
3026 |
5734 |
9229 |
4945 |
5034 |
2651 |
156.80 |
3020 |
6061 |
10186 |
5359 |
5425 |
2964 |
参考値 163.69 |
3002 |
6011 |
10197 |
5426 |
5175 |
2796 |
AV Centerは高解像度の恩恵を受け、一覧性が大幅アップ。
これだけズラッと出ると非常にわかりやすいです。
→ チャンネル切換時の動作はF40Wレビューを参考に
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欲を言えば、ここまでの高解像度があるのなら抜群に見やすいREGZAのラテ欄風番組表を実現して欲しいところ。REGZAでは視力検査状態だった最小フォントでの番組表も、1フィートで見るノートなら十分実用的なはずです。 |
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テレビ画面の操作は基本リモコン。マウス、キーボードでも一応可。また、キーボード右についているQosmio AVコントローラーが意外と便利です。 F40WのAVコントローラーは左右上下だけですが、G40Wは2重リングになっており、外周に右クリックメニューに相当する「クイックメニュー」が割り当てられています。基本操作はクイックメニューから行えるので、筐体に右手を添えれば済みます。 |
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そして試用数日後、なぜかエラーが勃発。再起動後も変化無し。 パソコンとしての多様性と、地デジチューナーの安定性を両立させるのはやっぱり難しそうですね。やや不安な結果に。 |
※ その後、順々にアンインストールしていきましたが、どうも後から入れたNVIDIAドライバが原因のような気がします。システム復元でドライバ導入前まで戻り、無事地デジを見られるようになりました。
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AC Cetnerを起動すると、全画面モードになりますが、ながら見も可能です。窓サイズの変更も自由。 ※Aeroは自動的に切れます |
あとREGZA Linkですが、あれはREGZAからのHDMIを通じたアプローチで、Qosmio側からどうこうできるモノでは無いようです。しかしQosmioは、REGZAのない個室で使うからこそのチューナー付きノートだと思うのですが、それをわざわざREGZAの側まで持っていくというのが変な話です。LAN経由で録画予約もできないようですし、非常に中途半端な機能だと思います。
※サーバー機能を持つVARDIAのコンテンツはLAN経由で見られるようです。
プリインストールはF40Wと同じく、たんまりと入っています。
(3DMark06の姿が見えますが、製品版では入ってないと思います。)
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ウイルスバスター2007は特に作業の障害になるので、早々にアンインストール。画像ファイルに関連づけられているSnapfireも、盛んにアップグレードを勧誘し、ファイルを閉じたあともアップデートのお知らせと忙しいアプリです。
プリインストールソフトは、ライトユーザーにとってはありがたいかもしれませんが、ヘビーユーザーにとっては嫌われ者となる可能性が高く、できれば仕様変更して欲しい点です。全く無しが個人的には理想ですが、様々な要望に応えるという意味では昔のTXWのようにインストールソフト選択制が理想でしょうか。
→ 過去のアンケート「プリインストール好き嫌い」
Flash Card Caseのレスポンスの悪さも相変わらずです。
その後の試用で、プリインストールソフトの選択が可能であることを発見。リカバリーの過程で、アプリケーションインストーラが起動し、プリインストールが選択可能です。(リカバリーは数字「0」を押しながら電源オン)
「カスタム」で個別選択が可能。何も入れたく無い場合は、キャンセルを押せばOK。
これでNapsterやBeatJam、Snapfireも排除可能です。左上で見えてないですが、スクロールすれば
ebi.BookReader,
TAITOメモリーズ, Yhoo! BB契約
の選択肢も出てきます。
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削った結果、プリンストールソフト、スタートアップ登録ともに貸し出してもらった状態(店頭販売状態?)よりも減少しました。 プリインストールソフト 87個 → 62個 スタートアップ 29個 → 27個 |
蹴茶の個人的評価まとめ。 >> 判断基準
チェック箇所 |
評価 |
○ 良い点 × 気になった点 |
筐体 |
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○ 美麗 F40Wで見られたヒンジも安っぽさも無い ポート配置もGood |
キーボード |
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○ 主要キーの大きさは十分確保、ファンクションキーも離れている |
排熱 |
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○ ひんやりしたパームレスト |
液晶 |
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○ 高解像度 |
騒音 |
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× 冷却ファン×2 どちらも常時動いており、アイドル時も音が大きいのはマイナス |
ソフトウェア |
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○ 東芝PCアプリケーションインストーラでプリンストールの選択が可能 |
ゲーム |
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× 既にWXWで150番以上の新しいドライバが存在するのに100番台の古いドライバ |
総合 |
3.5 |
巷のドライバを入れると地デジアプリが動かなくなってしまったこともあり、公式ドライバの提供が待たれます。またFlash Card Caseももうちょっと軽快にして欲しいところ。アイドル時のファン音が大きい点、液晶の発色の悪さなどもあり、この点数となりました。 |
× 小問題 × 大問題 |
G40W最大の特徴は解像度と、ダブルの地デジチューナー。これらが必要か否かです。
他にも筐体が綺麗とか特徴はありますが、液晶などは思ったより凡庸で、液晶に期待して買うとちょっと期待はずれなところが少なからずあります。ただ、ライバルとなりそうなVAIO
ARも、17型WUXGAでは色域の数値保証はしておらず、G40Wに限らずWUXGAパネルは発色が悪いのかもしれませんが。
→ 3大メーカーの高解像度パネルまとめ
3Dノートとして見るとやはりGeForce 8600M GTではWUXGAは荷が重い。統合チップセットなどと較べれば断然性能は上なので、大航海時代オンラインなど軽めのタイトルなら問題ないですが、新しいタイトルだと力不足になると思います。話題作の「Crysis」など負荷の大きなゲームをプレイ予定なら、素直にWXW、ないしXPS M1730、まだ見ぬGeForce 8800Mノートを狙っていってください。
⇒ dynabook G40W 95DW (東芝ダイレクト)
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B-CASカードの姿も見えます。
メモリ、HDDへのアクセスは容易。
セカンドHDDベイ。
東芝ノートなのにSeagate製が内蔵。ええぇ (゚Д゚;)