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ソニーのようにデザインが毎回一定の評価を得ているところは別として、店舗で見られない直販モデルは、白やマットブラックなどオーソドックス系でまとめるのが一番いいと思うんですけどね。
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一方、最悪なのはタッチパッドのボタン。遊びが多く、非常に押しにくい。どのみち据え置きタイプなので、マウスに切り替える方が多いと思いますが、タッチパッドメインに考えている方は要注意です。 |
謎の空きベイ。2nd HDDでも入るのかな?
天板よりむしろ問題なのがNVIDIAの発表です。
『鵜呑みすると、GeForce Go 7950 GTXを凌駕する』
と紹介したNVIDIAの性能比グラフですが、蹴茶に登録してもらったスコア平均(6/16時点)から換算すると、以下のようになります。
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7900 GS比から算出した |
蹴茶登録スコア GeForce Go 7900 GS |
蹴茶登録スコア GeForce Go 7950 GTX |
3DMark06 |
5368 (148%) |
3627 |
5283 |
3DMark05 |
10800 (170%) |
6353 |
9389 |
3DMark03 |
19155 (134%) |
14295 | 20911 |
これだと、まさにGeForce
Go 7950 GTXを超えることになります。
dynabook
WXWで実際計測してみると以下の通り、
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WXW実測 8700M GT |
WXW実測 8700M GT |
3DMark06 |
4303 |
4506 |
3DMark05 |
8857 |
9352 |
3DMark03 |
13340 |
14125 |
3回計測でスコアの大きなブレがないことを確認し、その3回の平均値です(小数点未満は四捨五入) |
メモリクロックが2種あるのは、試作機のビデオメモリクロックが低かったためです。製品版でどうなるか確認できればしたいですが、とりあえずnTuneでNVIDIA公式の800Mhzに上げた状態でも計測してみました。
※製品ではOCは保証外の操作です。この個体に限ってはOCの副作用は特にありませんでした。
※ちなみに「Coolbits」は現在のドライバでは利用できなくなっています.
nTuneでクロックアップ
グラフにしてみると
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3DMark06は GeForce Go 7900 GSを上回る性能をだしていますが、7950 GTXには完敗です。 |
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3DMark05はメモリクロック 800Mhzだと7950 GTXにほぼ並ぶスコア。 これは素直にスゴイ。NVIDIAがMark06をさしおいてアピールするわけですね。 |
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3DMark03はGeForce Go 7900 GSを下回る結果に。 3DMark03の弱さはデスクトップ版GeForce
8でも言われていましたが、unified shaderでは 3DMark03に混じってくるDirectX8の処理が苦手なようです。 |
3DMark03の結果をどう見るかが、ひとつの焦点ですね。
DirectX8世代のゲームが減少していることから、4Gamerのレビューなどでは3DMark03は不採用になっていますが、ベンチ結果からすると古いゲームにGeForce
8Mは向いておらず、DX8ゲームに絞って選ぶならGeForce Go 7シリーズの方がいいということになります。
なんにせよ、NVIDIAの発表がWXWとかけ離れているのはちょっと問題です。特に3DMark03の134%という数値はにわかには信じれません。このスライドでは3DMark05の具体的なスコアも掲載されていますが、どういう環境で出したスコアなのか、仕様を公表してもらえないとユーザーとしては信じるしかありません。NVIDIAが悪いのか、仕様は公表されたけどメディアが取り上げていないだけなのか。
メーカーである東芝さんも3DMarkぐらいはスコア掲載して欲しいものですが、Futuremarkのライセンスがいるのが多少壁かもしれませんね。
「このスライドの10,000オーバーは粉飾スコア?」
謎ですが、WXWでもCPUをより上の2.4Ghzに換装すれば、3DMark05で10,000オーバーはぎりぎり達成できるように思います。でも、7950 GTXも一緒にスコアUPするでしょうし、7950を追い越すことにはならないはず。まさか使用CPUが違うということは無いと思いますが。
グラフィックドライバも考えられる要因です。モバイル版のドライバはいまいち更新の頻度が遅いようなので、手元のWXWにはGeForce 8Mに最適化不十分な古いドライバが入っていて、発表会でのスコアは最新のものを使ったという可能性はあります。ただデスクトップでのドライバ差を見る限り、ドライバの更新だけで10,000を超えるのはちょっと難しいような気もします。
あとは常駐ソフトの影響とか、マザーの違いとか、色々考えられますが真相は謎ですね。
FF11ベンチは、GPU性能よりもCPU性能に大きく左右されます。そのため、ゲームによってはあまり意味のない力量チェックであることを念頭においてください。これも3回計測しての平均です。
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WXW実測 8700M GT |
WXW実測 8700M GT |
FF11 v3 高解 |
5552 |
5666 |
三國無双BB 高グ06年5月版 |
4152 |
4293 |
FF11スコアですが、GeForce 8700M GTより低クロックの8600M GT搭載のMacBook Proが6000超。おそらくMacBook Proに搭載されたCPUが効いているものと思われます.
※追記
蹴茶はFF11を遊んでいないため、実際のプレイレポートができていないのですが、他のWXWユーザーさんから伝え聞くところによると、FF11はVistaとの相性が特に悪いこともあって非常に重いとのこと。FF11メインで遊んでいる方はXPノートを探した方が良いかもしれません。注意してください。
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○ ファンタージーアースZERO
DirectX8世代なので苦手とする部類ですが、苦手でも性能は十分なので、動作は全く問題なしです。ただゾーン切り替え後のHDD読み込みと思われるもたつきはいまだ健在。
近々Ramディスクでも試してみようかと思っていますが、あとはSSDとかが解決方法かもしれません。
あと解像度が根本的に狭いのが、蹴茶的には不満です。
3D性能とは関係ないので、この辺は人それぞれです。
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○ ロストプラネット(DX10モード)
標準設定ではちょっと重すぎて、画質を変えねばならないほどでしたが、とりあえず製品版では改善がはかられるらしく、東芝さんいわく試作機ゆえ最終評価はしないで欲しいとのこと。満足できるかどうかの判断は製品版にゆだねられることになります。
FPSが下がりすぎると、このような画面が出ます
※ 後日、新ドライバにて検証しています
→ dynabook
WXW 追加レビュー
デスクトップ版8800 GTX並みの128個とはいいませんが、せめてSP 64個は欲しいところです。熱の問題、コストの問題などもあってか、いまのところSP 64個のコアは聞いたことがありません。やはりモバイル版におけるSP数の増量は65nmを待たないとダメなのでしょうか。
→ 北森瓦版:
デスクトップ版では65nmコアの噂がちらほら
モバイルGPUでは周波数を上げずに、発熱を抑える方向でシュリンクを利用することになります
ワイド画面の解像度に対応しているゲームなら問題ないですが、対応していないことが多いので、お世話になることも多いスケーリング機能。ただ、横に引き延ばされると支障の出るゲームも存在します。
そこで、縦横比を固定する機能が求められるのですが、WXWはその機能がなぜかグレーアウト。
BIOSにも設定項目は無かったので、縦横比固定ができませんでした。
※追記
解像度を変えると、スケーリング設定ができるようになるという情報をいただきました。
既に実機が手元にはないので確認できないのですが、メモっておきます。
※追記2
その後のドライバ更新で、解像度を落とさなくても固定できるようになりました。詳しくは続編を。
SDカードの読み書きはかなり早い。これまで見たノートのなかでも最速クラスです。
さすがに新しいだけあります。
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※BIOSのバージョンがTestとあるので、この辺は変わる可能性あります。
※光学ドライブの静音ユーティリティについては以前のdynabook
AW6レポを参考にしてください。
大きな筐体を活かし、WXWは右と左、ふたつの冷却系をもっています。
起動直後は、上から見て右だけが回ります。
結論から書くと、Inspiron 9400ほどの音量は無いですが、フル回転すると小さい音ではないです。ただ、左右ともに口径4cm以上はありそうで、Lesance CL706GWで耳障りだった小径ファン特有の高周波はでておらず、嫌な感じはしません。
TDP 35Wに抑えられている効果で排熱が早いのか、早々に回転数も下がるため、フル回転するのはほぼゲーム中に限定される感じです。
騒音計を逆向けると34dBA前後 これがベース。安物なので感度悪し。
〜 おおまかな変化 〜
・ 上から見て左側
低負荷時は回っていないことも多い。SuperPIで回り出すので、おそらくCPU側。
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左側はファンが回っていない時でも、内部の音を拾うためか、最低でも40dBAは下らないようです。 |
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・ 上からみて右側
常に回っています。GPUのファンでしょうか。
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LaVie C、type TZなどには及ばないものの発色はまずまず良好です。中の上くらいでしょうか... 左右の視野角は気になりませんが、上下が狭く感じるときがあります。
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正面 あくまで参考程度に。液晶は赤や緑の発色が苦手ですが、ちゃんと緑が緑で見えています。 |
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高解像度パネルということもあってか輝度は高くなく、LaVie Cの半分程度、TXW並みの輝度です。LaVie C、type TZと立て続けに高輝度、広色域のパネルを見てきたため物足りなさを感じましたが、普通はこんなものですね。
輝度が弱い分、明るい環境下、たとえば休日昼のリビングなどに持ち込むと映り込みが気になります。夜、個室で使う分には問題ないのですが。
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dynabook WXW |
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部位 |
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平均 |
55.67 |
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LaVie C |
WinBook DN7020 |
Lesance CL706 |
Inspiron 9400 |
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部位 |
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平均 |
105.78 |
98.89 |
65.1 |
55.6 |
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Pavilion dv6200 |
dynabook AW6 |
dynabook TXW |
デル 2405 FPW |
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部位 |
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平均 |
55.8 |
53.9 |
54.9 |
206.9 |
低反射具合
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低反射コートの効果は、光沢AW6の時ほど明確な差を感じないです。言われてみれば、多少抑えているかな?と思う程度です。 ← 左がWXW、右はInspiron 9400 |
左から、Inspiron 710m付属、Inspiron 9400付属、一番右がdynabook
WXW付属。
さすがに最大180WのACアダプタはデカイ。
実際の消費電力としては、ゲームする分には100Wは超えないですね。ゲームをしながら、CD-Rでも焼き出すと100Wを超えるのかもしれません。(充電分が入ってくるので、バッテリーは外して計測してます)
蹴茶はこのクラスのノートに付くACアダプタについては、どれだけ大きくても気にしないです。ACアダプタに冷却ファンが付いていれば大問題ですが、静かに転がっている分には気にしません。
・ ボリューム調節がソフトウェアに
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外見はハードウェア的なボリュームダイヤルに見えますが、どこまでいってもグルグル回り続けます。 内部的にはソフトウェア処理されているらしく、OSの起動音は調節不可になってしまいました。残念。 おそらく極度の負荷下では問題が起きますが、通常の使用ではかなり敏感に反応し、機械的な調節と使用感は変わらないです。Fn+数字キーの組み合わせよりは断然使いやすい。 |
・ 5スピーカーはかなりの出来
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旗艦モデルのG40を超える5スピーカー。 数が力ではないですが、5スピーカーはダテではなく、これまで聴いたノート内蔵スピーカーのなかでも非常に優秀です。 どんなにいい内蔵スピーカーでも、1000円以下の安物外付けスピーカーには負けるとよく言うのですが、これは下手な外付けよりいい音が出ますね。ロジクールのV20には敗北。 |
中音域の厚みがない気はしますが、サブウーファもちゃんと役目を果たしており、低音もしっかり鳴ります。正面から聴くと音に包まれるサラウンド感がしっかり感じられ、ゲームではかなり迫力が出ます。
ただ、正面から外れるとちょっとずれた音がするというか、いくぶん間の抜けた音に聞こえます。正面にあわせたセッティングのはずで、仕方ないですが。
プリインストールは選べません。
ある程度インストールソフトに選択の自由があったdynabook
TXWのようにはいかなくなってしまいました。
Napstaerも常駐してくれてますが、特に画像をクリックすると、コーレルのSnapfireが起動するのはちと... 標準のWindowsフォトギャラリーに較べると起動も遅く、画像を表示する前にユーザー登録を催促してくるなど、使いたくもない人にとってはお節介度が増してます。
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アンインストール一覧
パームレスト右に付いている指紋認証はtype TZと同じUPEK製モジュール。指紋認証の最大手だけに、一通りの機能は備えています。type
TZ同様、Firefoxでもちゃんとログイン機能が働きます。
こちらも参考に → type
TZ レビュー
気になったのは、type TZに較べると認識が下手な気が。
メーカーもバージョンも一緒なので、何も違わないはずなんですが、慣れの問題かな?
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Webパスワードの登録は、ログイン画面を出し、IDとパスを入れてから指紋を入力。フォームが空のままで、指紋を入れてしまうと空で登録されてしまうので注意。あとから編集できますが、面倒です。
蹴茶の個人的評価。08年5月 総合点を10段階にし、ソフトウェア評価を加え採点し直し。
3D性能 |
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07年6月現時点ではDX10世代最速.とはいえ、5点満点にはやはりもう一歩必要. |
液晶 |
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ちょっと甘め.3.5点ぐらいでしょうか.解像度、発色の若干の悪さ、上下の視野角に問題あり. |
キーボード |
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上質なタッチとはいえませんが、たわみもわずかですし、通常の使用には問題無しです. |
騒音・ノイズ |
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3.5点.液晶と差し引きでこちらを3点に.性能の割に静かで、甲高い音がしないのは良いです. |
筐体 |
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パームレストの高さ、USB配置が難.Inspiron 9400並みの高さならば良かったのだが. |
発熱処理 |
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パームレスト部の若干の熱さでマイナス1点. |
ソフトウェア |
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jpegなどに重いSnapfireが付いている時点でボツ。Napsterも多くの人には不要。 |
サウンド |
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モバイル評価の代わりにサウンド評価にしてみました.ノートとしては最上クラス. |
総合評価 |
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蹴茶的な視点では3.5点.マイナスは解像度、やや固さのあるキーボードとタッチパッドのボタン、パームレストの高さ、プリインストールソフト、USBの配置など.小さい不満が5、6個とやや多い.大きな不満はないだけに微妙です.解像度はWSXGA+でいいし、パームレストの高さも気にならない、というような方は★4つで良いと思います. |
DirectX10モバイルなら 最速ノート
※追記 07/11/20にGeForce
8800Mが出たため、最速ではなくなりました
この条件付きが、我々を悩ませる大きな要因となっているわけですが...まとめてみます。
競合としては下だとHPのPavilion dv9500、同等クラスだとデルのXPS M1710、ショップブランドのGeForce Go 7950 GTXノートあたりだと思います。GeForce Go 7900以上、GeForce Go 7950 GTX未満という位置づけで21万円台は悪くないコストパフォーマンスです。
また「GeForce Go 7950 GTX」のTDPがおそらく50W程度であるのに対し、8700Mは80nmプロセスと、GPU設計の工夫によりコア自体の消費電力が抑えられ(by PC Watch記者さんより)、TDP 35Wで済んでいるのも、冷却による騒音をなるべく抑えるという意味では利点となりそうです。
あとはDirect X10をどの程度評価するか。
DX10対応の例を挙げると、NVIDIAが盛んにアピールする「ロストプラネット」、DirectX10の親、マイクロソフトが出す「MS Flight Simulator X: Adrenaline」など。AoEシリーズなんかもMSの立場からすると、今後DX10対応となる可能性はあるかもしれませんが、現役タイトルとしてはほとんど無いんですよね。
→ Game
Watch: 3Dゲームファンのための「ロスト プラネット」グラフィックス講座
→ Game
Watch: 3DゲームファンのためのE3ゲームグラフィックス講座 DX10対応タイトルについて
GeForce Go 6000世代や、GeForce Go 7400の人は性能面でも買い換え意義はあると思いますが、GeForce Go 7600や, 7800以上のユーザーは微妙です。買い換えるにはもうひとつインパクトが足らない気がします。資金温存で年末か、来年まで待って65nm GPUを待つ方が得策でしょう。Penrynも出ますしね(^^;
⇒ 東芝 (shop1048:直販サイト)
日本では3Dノート市場が小さいこともあり、日本専用モデルは皆無。
基本的に米国で売られているモデルや、台湾メーカーのOEMなどが中心です。
そのため、ハード面での設計の自由はほとんど無く、筐体に文句を付けても仕方ないのかもしれません。でも、ソフトウェア面だけでもやれることはあるように思います。今回のWXWでも、AW6/TXWで見られたマニアフレンドリーさ、自由度が失われてしまったのは大変残念です。
我々だけの言い分かもしれませんが、プリインストールは要らないんです。
あってもいいですが、入れるかどうか選ばせて欲しい、これが総意だと思います。
余計なソフトによる余計なポップアップは、ゲームの邪魔でしかありません。激戦のさなか、フルスクリーンを突如解除されるいらだちはゲーマーにしかわからないものです。せっかくのゲーム仕様、直販専用モデルなのですから、プリインストールの有無についてはぜひ再考してもらいたいものです。
ついでに、各種ドライバの提供もお願いします(^^;
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たくさんあるので、最後にまとめて紹介。
初代 79CW GeForce 8700M GT
2代目 79DW GeForce 8600M GT SLI、GeForce 8700M GT