2008年1月 モバイルdynabook RX1と対決 dynabook
WXW SLI
WXWもRX1も既に返却済みですが、残っているデータを元にSLIノートレビューの第二弾です。
「Civilization 4」でWXW SLIと、モバイルの新鋭dynabook RX1とを比較するというちょっと無茶な企画です。 3D性能ではウサギとカメですが、どのくらい違うのか見てみましょう(^^;
基本スペック
見ての通り、スペックはまったく比較にならない差です。 GPUだけでなく、CPUクロックも2倍の開きがあります。詳細は各レビューを見られたし。 → dynabook
RX1 レビュー
dynabook WXW SLI
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dynabook RX1
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GeForce 8600M GT SLI
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GPU
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Intel 945GMS
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Core 2 Duo T7700 2.4Ghz
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CPU
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Core 2 Duo U7600 1.2Ghz
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Intel PM965
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チップセット
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Intel 945GMS
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PC2-5300 3GB (4GB搭載)
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メモリー
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PC2-5300 2GB
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東芝
MK1637GSX 5400rpm
(8MB)
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HDD
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東芝
MK1237GSX 5400rpm
(8MB)
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17.1型 光沢 WSXGA+
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液晶
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12.1型半透過型 非光沢 WXGA
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Civilization 4
価格改訂版
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デラックスパック
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「Civ4」はターン制の文明発展シミュレーションで、PCゲーマーであれば遊んだことはなくとも名前ぐらいは一度は聞いたことがあるかもしれませんね。マルチ対戦もできますが、どちらかというとシングルプレイが面白いゲームです。
蹴茶はCiv2、3と遊んだ口ですが、3代目でも十分に完成の域に達しており、4はあまり買う気は無かったのですが、単に3D化されただけでなく、操作性もシームレスになり都市管理がしやすくなった!という話を聞きつけ、内政大好きの蹴茶はつい買ってしまいました。
帰省時や出張先で暇つぶしにやりたいゲームのひとつで、モバイルノートでできればいいのですが...
ではシステム設定を見ていきましょう。
WXWでの最大解像度は1680 x 1050。 RX1では1280 x 800となります。
絵のギザギザを減らすアンチエイリアシング(略称:AA)は、サンプル数
0〜16で設定可能です。WXWは16でもOKですが、RX1では 0 しか選べません。
FPS測定にはシナリオを使い、スタート後、近隣の都市を攻撃、占拠、さらに近くの敵を攻撃というおおまかに同じ行動を取ったものを測定しています。
1680 x 1050だと情報ウィンドウが相対的に小さくなります。
結果
dynabook WXW SLI
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dynabook RX1
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Civ4もSLI対応タイトルなので、WXWだと1680
x 1080+AA x16設定でもぐりぐり動かしてくれます。ただ、たまにカッ!と引っかかるのはHDDの読み込みのせいでしょうか。SLIをオフにすると
FPS 30を切るようになり、それなりに負荷があるようです。
一方、統合コアのdynabook RX1は低解像度にもかかわらず厳しい結果でした。正常に動くことは動きますが、FPSは10にも満たずカクカクです。快適とはほど遠い状況です。
WXW SLIのグラフが途中で切れていますが、単に計測を早々にやめてしまっただけです(^^; もっと測っておけば良かったのですが、返却してしまった今となっては後の祭りです。
ちなみにWXW SLIオフでもAAを切れば FPSはグンと回復します。WSXGA+の解像度であれば、AAをかけなくても十分綺麗なので、GeForce
8600M GT (GDDR3)搭載ノートでも遊べるはずです。保証はできませんが、おそらくビデオメモリがDDR2でも問題はないと思います。
GeForce 8600M GS / 8400Mだとどうだろうか。8600M GTに較べるとシェーダー数がグッと減ってしまうのがネックになりそうですが、WXGA+程度なら遊べるのかな?
⇒ dynabook
WXW 79DW ⇒ dynabook RX1 (東芝ダイレクト)
→ 蹴茶 3Dゲームをノートで
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