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内部はこのようになっている。
送られてきたのは500GBモデルで、Seagate製7200rpmの250GBドライブ2台で構成されています。
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まとまりなく分散していたLANDISK Teraの操作画面ですが、Homeではメニュー構造が一新。
より把握しやすくなっています。
→ LANDISK
Teraレビュー
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前回は上と左に別れていたメニューが、左側に統一。Webでお馴染みのツリー構造になっています。これならわかりやすい。 ツリーで呼び出される右フレーム画面はほぼTeraのものを踏襲しており、この部分は流用しているようです。 |
ただ、動作がもっさりしているのは相変わらずです。
キビキビできるのならして欲しいところですが、頻繁に触る画面でもないので、キビキビさせることでコストが大幅アップしたり、コントローラーからの発熱が増え冷却ファンの回転数が上がったりするのであえれば、このままでも良いように思います。
またまたここが蹴茶にとっては最大の問題です。
電源部のファンが無くなった!と多少期待してたのですが、動作音はやや小さくなった程度ですねぇ。
やはりリビングには置けない音がします。
テレビを付けている時はまずまず気にならないのですが、夜テレビを切ってお茶を飲んだり、新聞を読んでたりすると非常に耳障りです。リビング横が寝室だと常時つけてはいられない気がします。消せばいいのですが、REGZA連動で予約録画などすることもあるので、いちいちオンオフするのもかなりやっかいです。
音の犯人は2つの小径シロッコファンと、HDDドライブそのもののスピンドル音のようです。
空気の流れは、下部の通気口から吸気して、上部背面からの排気となる。
どうして小さいファンにしたのか、聞いてみたいところではあります。
特に静圧が求められる設計でもないので、静粛性の高い製品が多いプロペラファンで良かったように思います。天板を全面メッシュ構造にし、天板の直下で直径10cm程度の静音ファンをゆっくり回せば、相当静かなNASになったはずです。
HDDも、「キュイイィィィ」と音を立てて回る7200rpmドライブではなく、静粛性の高い5400rpmで良かったのではないでしょうか。PC内蔵と違い、特にシークタイムが求められるわけでもありません。家庭用であれば、無理に7200rpmでなくても良かったように思います。最近は5400rpmドライブを買ってないのですが、数年前に聞いた時点でも5400rpmは相当静かでした。
※追記
後日、掲示板でご指摘いただいたのですが、現在3.5inch
HDDでは5400rpmがほぼ姿を消しています。そのため、仕方なく7200rpmになった可能性も高いようです。となると、あとは7200rpmのなかで静粛性の高いものをさがすのが最善の策でしょうか。
LANDISK Homeとの比較のまえに、Teraの現状をお話しておかないといけないのですが、現在Teraはさらなる静粛化対策が施されています。
※ 以下は保証対象外となる作業です。
アイオーのサポートは受けられなくなりますし、最悪発火の可能性もあるので推奨しません。
Teraを分解すると、上記のように騒音の主犯である小径ファンを内蔵する電源ユニット(ENP-2322C)があらわれます。特にハンダで固定されているわけでもないので、これを通常のATX電源で置換。
(電源ユニットENP-2322C内のファン交換も考えましたが、ちと無理っぽいです)
これで相当静かになっています。
使っているのはKT2003で破棄されたソルダムブランドの電源ですが、静粛性の高い最近の電源ユニットを使えばもっと静かになるはずです。
それでは、LANDISK Homeとの比較。
総体積で較べると、このような感じに。
起動時はTeraで120Wほどの電力を消費。
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アイドル時 |
LANDISK Tera 改 |
52W |
LANDISK Home |
40-41W |
こちらは全く問題なし。蹴茶がメインとしているシャッフル再生もOKで、快適そのものです。
HomeのiTunesフォルダにAACファイルを移し、LANDISK
HomeのメニューからiTunesサーバーのリスト更新を実施すればOK。これでLAN内のPCから再生できるようになります。
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CoverFlowにはできませんが、「ジャンル」、「アーティスト」、「アルバム」の分類ブラウザは出せるので、蹴茶自身は不満無し。プレイリストは使えないっぽい?ので、プレイリスト派の人には問題有り。
通常のNASだと、色々面倒が。解決法あるのかな?
とりあえず、3万円台という価格はかなりインパクトがあります。騒音さえ気にしないのであれば、省スペースで、HDD増設も容易。家庭用NASとして優れたモデルです。 保証を気にしないのであれば、NASベアボーンとしても十分検討の価値がありそうです。
注意点として、東芝REGZAとの連動録画について先代Teraで認識できないケースが発生しています。
REGZA側の問題のような気もしますが、録画運用を考えている方は要注意です。ハブを介さず、ダイレクトにREGZAと繋げば問題ないとの話もあります。
→ REGZAとNAS
価格.comでのケース
つづく → 第7回 LANDISK Home レビュー 番外編
PC
Watch リリース記事
清水氏レビュー
元麻布氏レビュー
ITMedia
内部写真
いっそLANDISKの2.5インチHDDバージョンを出しても良いような。
単純に性能、価格を見れば、2.5インチにする意味などありませんが、本気でNASをリビングに浸透させるのであれば、省スペースかつ低発熱ドライブがそろっている2.5インチはインパクトあります。
3.5インチより価格が高いと言っても、各テレビメーカーが出す増設オプションHDDよりは安いのですから、勝機は十分にありそうです。
あと、AVラックに収まるよう、HDDレコーダー風の横長筐体NASがあってもいいですね。
→ 第1回 快適リビング計画 機材選び
→ 第2回 LANDISK
Teraは使えるか
→ 第3回 LANDISK Tera 静粛化計画
→ 第4回 DLNA対応テレビ 「REGZA
42Z2000」 レビュー
→ 第5回 ワイヤレスオーディオ
AirMac Express 放置ぎみ
→ 第6回 LANDISK
Home 導入編
→ 第7回 LANDISK
Home 番外編