2006年初冬 DLNAで構築 快適リビング計画 00
→ 第0回 快適リビング計画 構想編 → 第1回 快適リビング計画 機材選び → 第2回 LANDISK
Teraは使えるか → 第3回 LANDISK Tera 静粛化計画 → 第4回 DLNA対応テレビ 「REGZA
42Z2000」 レビュー → 第5回 ワイヤレスオーディオ
AirMac Express 放置ぎみ → 第6回 LANDISK
Home 導入編 → 第7回 LANDISK
Home 番外編
最終更新 2006-11-15
リビングにTVやスピーカーなど出力機器を置き、騒音源となるサーバーは別室に置く快適リビング計画。実は「めざせ、スタートレック」だったりするのですが、音声で動かすのはまだ無理でしょうねぇ。 既に入手したLANDISK
Teraをベースにしたプランはいくつか考えられると思います。
DLNA統一プラン1 一番安上がり
既にあるテレビ、スピーカーなどを流用するため、一番安上がりなプラン。 MPEGやmp3などを使うためフォーマットの汎用性も高いが、問題はDLNAクライアントの操作性の悪さ。ヤマダ電機のバッファローデモ機をいじった感じでは、日常的にはあまり使いたくないレベルでした。
このDLNAクライアント(DMA:デジタルメディアアダプター)として、XBOX360やPS3が使えるのではないかと言われていたが、現時点ではどちらも未対応。PS3のCPUパワーを活かした、DLNA操作はとても魅力的なのだが...
DLNA統一プラン2 お金をかけてもスマートに
これは上のプラン1からDMAを省き、DLNAに対応したテレビ、コンポを買うプラン。スッキリするが最新モデルを入手しないといけないので、高くつく。DLNA対応テレビのなかでも特に東芝REGZA
Zシリーズは強力で、NASに直接ハイビジョン録画も可能となる。特にLANDISK
TeraはREGZA対応のため、相性は良い。
問題はDLNA対応コンポで、ネットワーク経由の操作性がいまいちと予想される。そのため音楽は下のプランにあるように、AirMac
Expressベースステーションに任せてしまうのもひとつ。
DLNA&Mac共同プラン
映像はDLNA、音楽はAirMac
Express ベースステーションに担当させるプラン。iTunesのデータベースはDLNAサーバー(NAS)に置く。音楽操作はiTunesを使えるので圧倒的に便利だが、パソコンが一台必須となる。またiTunesのmp3は音質が悪いと指摘されているため、小細工をしないのであれば音楽フォーマットはAACになる。AppleロスレスはiTunesに依存しすぎてしまうのでパスかな。
蹴茶の勝手な予想では、2007年に無線の新規格「IEEE802.11n」が立ち上がれば、それに対応したAirMac
Expressが登場。広帯域を活かし、動画も扱えるようになってくれないだろうか。そうなればDLNAから離れMacに依存してしまうことになるが、操作を統一でき最強といえるかもしれない。
結論を考えてみる
いまのところ、決め手を欠くというのが正直な感想。家電メーカーのDLNAはデジオンのDiXiMをベースにしたカスタマイズ品のようだが、当然ながら誰にでも使える簡易設計で、逆に操作性が悪い。一度再生をはじめてしまえば細かな操作を必要としない動画はDLNAに任せ、音楽は抜群に便利なiTunes(もしくはソニーのCONNECT
Playerでも可能?)に任せるのが現状ではベターでしょう。
ちなみに、CMスキップに重宝する15秒スキップはアイオーのDMA(AV-LS300DW、AV-LS300D)で実現されています。ただ動画の音声付き倍速再生はできない様子。このあたりの利便性は家電メーカーのHDDレコーダーが強い。
来年への希望としては、 1.AirMac Expressの次世代802.11n対応モデルで動画対応を果たして欲しい、 2.PS3をDLNAクライアント対応にして欲しい(HDDレコーダー機能も付くと噂もあるが‥) 3.家電メーカーにHDDレコーダー並みの操作性をもつDLNAクライアントを作って欲しい
このどれかが叶えばいいですね。PS3はDLNAサーバーになっちゃいそうな気もしますが。
XBOX360がDLNA対応してくれてもいいですが、静粛性が問題。またマイクロソフトはiTunesのようにユーザーの囲い込みをしたいはずなので、広く使えるDLNAに対応する気はないかもしれません。DLNAの普及程度しだいでしょうね。
参考URL
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